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2006年01月11日

宇宙旅行(日常非日常)

音楽からレコードショップへ、さらにレコード会社から航空会社へ、と言えば?
もちろんリチャード・ブランソン。
脈絡がないようでいて、ちゃんとつながっての事業展開であるわけだが、その流れからさらに夢の世界へ・・・バージンが宇宙旅行に進出すると言うニュースが流れたのはいつだったか・・・
マイクロソフトの創業者(技術担当:w)のポール・アレンと組むというニュースもかなり前だったと思うが、いよいよ現実味を帯びてきたようだ。
知らなかったが、もう予約の受付を始めているのだ。

チケットの価格は20万ドルで、予約金は2万ドルだという。
他にも民間宇宙旅行の計画はあるようだが、彼らの計画のユニークなところは、既存のロケットやスペースシャトルとは異なる独自の宇宙機(航空機)を開発している点だろう。それだけに、本当に計画通りに2008年に実現するのか?と言う不安は残るが・・・

おりしも日本では宇宙開発の軍事利用へのゴーサインを出そうという動きがある。
軍事利用と言っても、当面は偵察衛星などの直接攻撃にはならないものに限ると言う付帯条件が付いているが、果たしてそんな空約束がいつまで守られるか・・・歴史をひも解く必要もないくらい歴然と・・・(略
ま、これについては議論する気もないし、今から危惧していてもしょうがないという面もあるし。
ただ、軍事利用が解禁になれば宇宙開発への予算が増えるのではないかと言う期待もあるようだが、その点についてはネガティブにならざるを得ない。
米国の例を持ち出すまでもなく、軍事費は所詮軍事費であって、NASAなどにまわるのはおこぼれ。あくまでも軍事用途が優先であるのは当然の帰結。そんなものに期待するのは本末転倒で、純粋に民間利用のための予算を堂々と請求すべきことだ。
でなければ、バージンやポールアレンがやっているように、軍事利用などされない、純粋な民間資金でやるべきだ。
そういう意味でも、バージンの試みが成功することを祈る。

投稿者 shoda T. : 2006年01月11日 18:16

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