24日、Dell に続いて Apple もソニー製のノートPC用リチウムイオンバッテリーの自主回収を開始した。
自主回収とは言え、費用はソニーが負担するわけで、ソニーでは、今回のAppleおよびDellのバッテリー回収にかかる費用を200〜300億円と見込んでいる。
Apple の告示ページでは
>>まれな状況で過熱するという安全上の問題を引き起こす可能性があることを確認いたしました。
として率先して回収を決めたかに見えるが、29日経済産業省が発表したところによれば、4月に国内でも発火事故が起きていたと言う。
>>経済産業省は、8月24日付けで、ソニー(株)及びデル(株)に対し、消費生活
>>用製品安全法第83条に基づく報告徴収を行ったところですが、アップルコン
>>ピュータ(株)製ノートPC に搭載されたソニー(株)製リチウムイオン電池について
>>も、異常発熱が起き、その一部は出火に至るという不具合が発生したことを踏ま
>>え、本日付で、消費生活用製品安全法第83条の規定に基づき、アップルコン
>>ピュータ(株)に対し、事故原因の究明、再発防止策等に関し、報告徴収を行うこ
>>ととしました。
発火事故について Apple が把握していたかどうかは明らかにされていない。