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2007年01月25日

関東甲信越の21信金、ATMで10万円超の振り込みが・・・(ニュースの視点)

今年初頭より、各金融機関はATMで10万円を超える現金振り込みはできないようにしているが、信金東京共同事務センター事業組合が23日に公表したところによれば、関東甲信越の21信金のATMで1月7日から9日の10時6分までの間に、10万円超の振り込みが264件発生したという。

信金東京センターが運用する勘定系システムは2系統あるが、暫定的な措置として、1月4日から6日までは業務開始前に本人確認限度額を10万円に毎日設定、システムが問題なく稼働することを確認していた。
問題なかったため6日の夜間に限度額が常時10万円になるよう設定を変えたが、この時に片方の「2系」について変更し忘れたと言う。
実際は忘れたと言うより、担当者(センターと実運用に携わっているNTTデータの両方)がデータ一つ設定すれば2系統同時に反映されると勘違いしていたためという。

なんとも奇妙なテスト運用の仕方だけれど、テスト時は問題なかったのだろうか。同じ実動機を使ってのテストだが、おそらくテストは開発担当が、最終設定は運用担当者が行い、簡単な作業手順書のみで行なわれたためだろう。

なお、現金振込みの10万円までの制限は、一部で振り込め詐欺対策のためと報道されているようだが、本来は本人確認法施行令の改正を受けて金融庁からの指示によるもの。
この改正はマネーロンダリング防止への取り組みの一環として行なわれた。

それにしても10万円超の現金振込みが出来ない旨はATM等にも明示されているはずだが、いかに多くの人が「何も見てない」かと言うことの証左ともなっいる、3日弱で関東の信金だけで264件もの振込みがあったということは :-)

投稿者 shoda T. : 2007年01月25日 22:26

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