2007年02月01日
Window Vista 一般発売開始、互換性で多難? | (ニュースの視点) |
昨年末の企業向けに続き、1月30日には一般ユーザ向けの Windows Vista の販売が始まった。
これを受けて、ハードウェアメーカ各社からもWindows Vista 搭載パソコンが発売された。
一方、最近XP搭載機を購入した人からのクレームなどを考慮して、マイクロソフトは1月25日、従来2009年1月までとしていた、Windows XP Home Edition/Media Center Edition のサポート期限を、ビジネス向けと同等(2014年4月)まで延長することを発表した。ただしサポート対象となるのはService Pack2を適用済みの製品のみである。
#マイクロソフトの公開しているVista対応かどうかを調べるソフトも、動作保証がXP SP2とVista(苦笑)のみだったり・・・
ところでWindows Vista だが、あまり表立って報道されていないので詳細はわからないが、既存PCのXP等からのアップグレードや、Vista 上でのアプリケーションソフトの動作等々、あちこちから不満やトラブルの声が聞こえてくる。
問題は何点かあるようだが、アップグレードで失敗する原因の特定はこれからだろう。
アプリの動作や互換性の問題では、Vista で強化されたセキュリティに絡むものや、追加されたフォントやGUIに絡むものが多いようだ。
セキュリティ強化の面では、従来は問題なかった一般ユーザ権限でDLL類をシステムフォルダにインストールするなどの部分で ブロックされてしまってインストール出来ないケースや、三井住友、三菱東京UFJ、みずほ銀行などの法人向けネットバンキングサービスが使えないケース等の問題が出ているようだ。
また、フォント絡みでも新たに搭載されたメイリオフォント対応の新書体(名)や、文字数の追加やフォントセットの変更、外字の扱いの変更等で微妙な問題もあるようだ。
アプリケーションソフトのベンダーも Vista 対応版の出荷を急いでいるが、まだまだ春ごろまでは細かな「トラブル」が噴出しそうで、Vista 導入の前には、常用ソフトの対応状況のチェックは不可欠だろう。
投稿者 shoda T. : 2007年02月01日 09:26
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