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2007年09月20日

NTT東日本、顧客の個人情報3万1000件流出。またもWinnyか。(ニュースの視点)

20日、NTT東日本は元社員の自宅にある個人所有のパソコンから、顧客の個人情報が3万1000件流出したと発表した。「現時点で流出情報の不正使用は確認できていない。顧客には多大な迷惑をかけ申し訳ない。今後すみやかに状況をお伝えしていきたい」(広報室)としている。

3万1000件の内訳は、法人が1万1275件、個人が1万9821件。
この個人情報を含んだファイルは元社員が会社に無断で持ち出し保有していたもので、退職後に問題が発生した。
この社員はファイル交換ソフト「Winny」を使っており、同パソコンがWinnyを標的とするウイルスに感染、当該ファイルがWinnyネットワーク上に流出した。

NTT東日本は4日に業務関連ファイルの流出を確認、13日に顧客情報の流出も確認、20日までに件数や項目が確認できたため公表した。
個人情報は、氏名もしくは会社名、住所、電話番号など。4件は銀行口座情報が含まれていると言う。このほか、NTT東社員の氏名やメール・アドレスなどの情報も1万件流出していた。

Winny関連の流出事故は過去8件あり、今後グループ全社員への教育を再徹底した上で、
・社内パソコンへの外部記録装置の接続制限。
・社内パソコンへ機密情報の流出防止対策ソフトを導入。
・自宅パソコンへファイル交換ソフトの起動阻止ツールを導入。
・自宅パソコンへ会社情報の検査・削除ツールを導入。
といった対策を講じると言う。

しかし・・・社内パソコンはともかく、自宅パソコンに対し、そこまで強要する権限が企業にあるのだろうか?

投稿者 shoda T. : 2007年09月20日 20:40

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