静岡の58歳の男性が、自宅の庭で「ヤマイモを見つけた」と調理して食べたグロリオサの球根で中毒、多臓器不全のため死亡したと言うニュースを見て、そんな似たものがあるのかと調べて驚いた。
キノコでは食用のものと似た毒キノコを食べて・・・というニュースが良くあるが、ヤマイモとはねぇ。
それに・・・下記を見れば一目瞭然。毒キノコの話とはレベルが違いすぎる。
しかし58歳?
まだ分別盛りと言うか、まさかボケてもいるまいに・・・
あちこちから借りて来た写真を貼ってみる。
まずは花。ヤマイモは貼らないけど、つる性の植物で小さな花で間違えようがないくらい違う。
グロリオサ
それから、問題の球根。
上がヤマイモの根で、下がグロリオサの球根だが・・・
このヤマイモはナガイモとも呼ばれる栽培品種で、いわゆる自生のジネンジョ(自然薯、ヤマノイモ)とは違うけどね。勝手に自生し、本当にうまいのは自然薯の方だ。
形状もさることながら、粘り気がなかったり、味は言うに及ばず・・・のはず。
なんでこんなものを間違えるのか・・・よほどヤマイモを知らないか味覚音痴に違いないと思うのは私だけか?(-_-;)