2007年10月12日
音楽産業変革に波? | (ニュースの視点) |
8日(米国時間)、Nine Inch Nails がフリーエージェント宣言を行ない、今後はレコード会社とはいっさい契約を結ばず、今後のCDリリースは直接一般販売で行なうようだ。直接販売はすでにマイナーアーティストだけでなくRadioheadなども始めている。
続いて10日には、OasisとJamiroquaiも同様の行動に出たが、今度はMadonnaがレコード会社を離れ、コンサートプロモーション会社Live Nationと契約を結んだ。
Madonnaの場合は、一般向けに直接販売は行なわないが、Live Nationはレコード制作・販売は行なっていない。実際の制作・販売をどうするのか、ダウンロード販売だけにしてしまうのか、詳細は不明だが、いよいよ大物ミュージシャンさえレコード会社には頼らない時代へと突入していくきっかけとなるだろうか。
今はまだCD販売から比べるとダウンロード販売の市場規模は小さいが、DRM(デジタル著作権管理)によるプロテクトの掛かってないダウンロード販売が主流となりつつある今後は、いつシェアが逆転してもおかしくない状況だ。それでも原盤権を押さえていればレコード会社は安泰だろうが、ミュージシャンのレコード会社離れが加速すれば・・・そろそろ本気で新しい流通モデルを再構築しなければいけない時期を迎えたようだ>>レコード会社
投稿者 shoda T. : 2007年10月12日 12:15
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