4日、東京株式市場では恒例の大発会が行われたが、出だしは一瞬高値が付いたものの、その後続落、結局この日の日経平均は616円安の大幅下落となり、下落率(4.6%)ともに大発会としては過去最大を記録した。
翌営業日である7日も続落、一時は2006年7月以来の1万4,500円割れに落ち込むなど、波乱含みの年明けとなった。
大発会と云えば、かつてはご祝儀相場もあり無難な結果となるのが通例だったようだが、今やディーラーのかなりな割合が海外からなわけで、彼らに「ご祝儀」を期待するのは無理と言うもの。
世界的な不況感にも増して、日本株への失望が深まっている結果がダイレクトに出て来ているとも云える。
さて、大発会の結果が今年一年続いていくのか、それとも反発があるのか。