9日、セキュリティベンダーのネットエージェントが発表したところによれば、年末年始の12日間(12月26日?1月6日)のファイル交換ソフトWinnyと Shareの利用ノード(端末)数はそれぞれ平均約31万と約16万だった。
このうち、Winny 利用者は平均で約6万減だが、Shareの増加数はWinnyの減少数よりも若干少ない程度にとどまっており、Winny から Share への移行が進んでいることをうかがわせるものの、他のファイル交換ソフトを含めると、利用者総数は昨年同期からほぼ横ばいで、これだけ各地で問題視されているにも関わらず、ユーザは減っていないと云うことのようだ。
Winny ⇒ http://forensic.netagent.co.jp/winny-node.html
Share ⇒ http://forensic.netagent.co.jp/share-node.html
一概にファイル交換ソフトを悪と決め付けることは出来ないが、双方向での共有の危険性についての認知がまだまだ不足したままであるのは否めない事実のようだ。
Winny の危険性ばかりが突出して報道された結果、Share は安全との認識で移行しているとしたら・・・まだまだファイル交換ソフトによる「事故」は減らないことになるのだろうか。