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2008年02月26日

ようやく大臣認定構造計算プログラム誕生。(ニュースの視点)

昨年6月に改正建築基準法が施行されて以来、建築確認申請の審査が滞り、建築不況の一因と云う事で問題となっているが、22日になってようやく大臣認定された構造計算プログラムの第一号が誕生した。
これはNTTデータが開発したSEIN La CREA認定版(/RCと/Sがある)で、認定を受けることで、構造計算書を審査する機関にも配備され、一般の構造計算プログラムを使った場合よりも建築確認申請の審査期間が短くなるという。
大臣認定まで長い期間を要したのは、従来の計算機能以外に偽造防止機能や、建築確認申請がスムーズに行えるための出力書式などの機能が求められたためだと云う。

ただ、「大臣認定」を使用することで審査期間が半分になるという触れ込み等々、実情とはかけ離れたものだという指摘もあるようで、本当に効用があるのかどうか疑問視する声が多いようだ。
そもそも、改正建築基準法自体が、実務者を対象としたアンケートでは、 「構造計算書の偽造が防げる」とした人はわずか12%にすぎないという。

投稿者 shoda T. : 2008年02月26日 12:13

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