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2008年03月19日

「画像認証」破りの求人広告?(ニュースの視点)

米セックセオリー(セキュリティ関連企業)によれば、画像認証(CAPTCHA)の文字列を読み取る仕事(アルバイト)の求人広告を発見したと言う。

「画像認証」というのは、最近WEBページで認証を必要とする場面(ログインや各種のアカウント取得時など)で、画像で歪んだ文字列を表示し、その通りの文字を入力しなければ次へ進めないアレのことである。
単純な文字(パスワード)だけによる認証では、自動化されたソフト等で簡単にクラックされてしまう。そのため、最近はこの種の認証が主流になっているが、かなり歪んだ画像のため、現状では汎用的なソフトで自動読み取りすることは困難だ。中には人間ですら読み取れないくらい歪んでいるのがあったりして・・・本末転倒と思わざるを得ないのまであるが(-_-;)

そこで登場したのが人手による読み取り :-)
以前からこの種の求人があるのは知られていたが、あまり大っぴらにされるような類の仕事でもないので、なかなか表には表れない。

当該公告によれば、「勤務先」はフィリピンのマニラ(Malabon City)となっているが実際は「在宅」だろう。
条件として「高速回線でネット接続できるコンピュータ」「1分間に65単語以上のタイピング力」「1日12時間労働」「男女は問わない」「ペイパルのアカウントを持っている」「指示に従えること」「信頼できること」となっている。
報酬は1000個の画像読取りに対して1ドル(たぶん米ドル)で、かなり安い気がするが、セックセオリーによればこの市場でも競争相手が増えているから値崩れしているのではないか?とのこと。
あるいは雇用主がフィリピンであることや、給与水準の低い国を対象としているからかもしれない。

投稿者 shoda T. : 2008年03月19日 19:20

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