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2008年06月05日

ウィルス感染ルートはUSBなどにシフト?(ニュースの視点)

5日、トレンドマイクロが発表した資料によれば、5月中の同社ユーザからのウィルス報告の中で最も多かったのはUSBメモリーなどのリムーバブルメディア経由で感染するウィルスであったという。

これは同社がMAL_OTORUN1と呼んでいるもので、リムーバブルメディア経由で感染を広げるWORM_AUTORUNと呼ぶウィルスが作成する自動実行用のファイル(autorun.inf)だ。この MAL_OTORUN1とWORM_AUTORUNが仕込まれたメディアを、USBメモリーから自動実行する設定になっているパソコンに挿入した場合、WORM_AUTORUNがパソコンにもコピーされ感染する恐れがある。

MAL_OTORUN1の報告数は2月以降連続で最多を記録しており、とりわけ5月は多かったと言う。
このウィルスに感染した場合、感染ウィルスは特定のサイトにアクセスして別のウィルスをダウンロードして実行するという。しかも当該サイトの内容は頻繁に更新され、5月中だけでも延べ11種類ものウィルスが検出されたという。

更なる進化が続くウィルス・・・ウィルスもまたユビキタスを目指しているようだ :-(

投稿者 shoda T. : 21:39 | コメント (0) | トラックバック