6月30日、政府の年金業務・組織再生会議は社会保険庁の後継組織「日本年金機構」の組織改革に関する最終報告書をまとめた。
それによれば、2010年1月発足する年金機構の正規職員枠は一万880人と、2008年現在の83%とし、うち1000人は民間企業などで働いた人を新たに採用するという。
また、懲戒処分歴のある職員は一年の有期雇用とした上で、「長期雇用しない」ことを明記。なお該当職員は867人だと云う。
いやはや何でしょう、これは。
二年後と言えば、当然ながら定年や栄転、そして自主的な退職者はそれなりにいるでしょうから、1000人の新規採用を差し引いたにしても、実質的には
ほとんどそのまま横滑りで・・・と言うことですね。
つまり名前だけ変えて、中身はそのまま。
懲戒処分者さえ「長期雇用はしない」と明記すると言っても(長期ってどれくらい?)、そのまま雇用すると言うことは、実質ほんとに何も変わらないってことですね。信じられないです。
これ、ほんとにすんなり通っちゃうんですか?