2008年08月27日
東証、証券会社のシステムを預かり売買を高速化するサービスを予定。 | (ニュースの視点) |
26日、東京証券取引所は証券会社の受発注システムの一部を自社のデータセンターなどで預かり、取引所の売買システムに直接接続する「コロケーションサービス」を来年から提供すると発表した。
相場データや売買データの授受が高速化するため、相場状況からシステムが自動的に銘柄や発注量、発注のタイミングを計算する「アルゴリズム取引」の取引時間短縮につながるという。
コロケーションサービスは米国のニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所などがすでに提供している。
積極的にこの種の付加サービスを行うのは、世界的な取引所間の競争の激化と再編の波を乗り切るのに必要なことだろう。
とはいえ・・・東証の場合、その前に基幹となるシステムそのものの強化と安定化に注力する必要があるはず。付加サービスはその上で余力が出来てはじめて競争力となりうるのではないのか?
脆弱なシステムに屋上屋を重ねて証券会社まで巻き添えにしてしまったらどうするつもりなのだろう?
投稿者 shoda T. : 2008年08月27日 18:36
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