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2008年10月06日

新幹線の信号システム障害は障害対策ソフトのバグ。(ニュースの視点)

JR東日本は、9月28日に東北、上越など各新幹線が一時的に運転を見合わせた信号システム障害について、原因は列車の進路を自動制御する装置のハードディスク故障とバックアップ機能の不具合だったと発表した。

障害の直接の原因は、自動進路制御装置でハードディスク内のデータが読み出しエラーのためアクセス出来なくなったためだが、この装置は二重システムになっており、故障を検知すると自動的に予備システムに切り替わるはずだった。が、この切替ソフトウェアにバグがあり機能しなかった・・・

JR東日本は、同日夜に自動進路制御装置のハードウェアを交換することで、復旧しており、何のための二重システムだったのか・・・
ソフトウェアについては10月6日以降に順次改修するとしている。

この障害で、JR上野駅-大宮駅間の上下線で新幹線が約4時間にわたって止まり6万8千人以上に影響が出たほか、仙台発東京行きの「やまびこ202号」と長野発東京行きの「あさま504号」の2本が駅間で停止し、乗客は徒歩で山手線の田端駅へ移動させられた。

障害対策の二重システムが、実際の障害時に切り替わらなかった・・・と云う事故は、実はこれまでも(JRに限らず)各地で何度も起こってます。
しかもそのかなりな割合がバグなんですね。まぁ、確かにこういうシステムは滅多に動作するものではないし、テストし辛い面もあります。
でもねぇ、それが目的のシステムなんだし、我々業界から見たらあり得ないほどの高額な費用を掛けているわけですよ。
根本的な設計や検査・・・なんか納得出来ません(-_-;)

投稿者 shoda T. : 2008年10月06日 12:26

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コメント

いやテストは簡単だと思うけど・・・(^_^;)

投稿者 CYBORG : 2008年10月10日 15:26

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