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2009年06月15日

米国のアナログTV放送終了。(ニュースの視点)

12日(米国時間)、アメリカ合衆国でアナログ停波(アナログTV放送の放送停止)が行われたが、米連邦通信委員会(FCC)は「多くの問い合わせはあったものの、大きな混乱はなかった」とする報告を翌13日に公表した。
これで米国のテレビ局970余りがデジタル放送に完全移行した。

FCCによると、当日無料サポート電話には31万7450本の問い合わせがあったという。その三割はアナログ―デジタル変換器の動作に関するものでほとんどは電話の指示だけで解決したという。

これに先立って、まだデジタル放送に未対応の家庭に対しては、デジタル―アナログ変換器の購入補助クーポン券(実際はクレジットカード様のICカードだった模様)を発行し移行促進を図ったが、米Nielsenの調査によれば、6月7日時点でデジタル放送に対応していない家庭は、全テレビ視聴世帯の2.5%にあたる280万世帯あったと云う。
このため、アナログ停波当日もまだ未対応の家庭は1、2%程度存在したとみられる。

米国のアナログ停波は、当初2月17日に予定されていたが、未対応家庭が多いため、これを延期する法案が2月初めに可決され、6月12日に延期されると共に変換器一台の購入につき40ドルを援助するクーポンの発行が行われていた。
6月4日、米大統領官邸は「アナログ停派期日の再延長はない」と明言し、12日の停波が確定していた。

投稿者 shoda T. : 2009年06月15日 14:59

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