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2010年11月04日

アマゾンジャパン、全商品の送料無料を恒久化。(ニュースの視点)

1日、アマゾンジャパンは、日本進出十周年を機会に、インターネット通販サイト「amazon.co.jp」が発送する全商品と、amazon.co.jpが出品者の代わりに発送する商品の通常配送料を無料にすると発表した(お急ぎ便、日時指定便、 国外配送とマーケットプレイス出品者自身の発送分は対象外)。

本やCDについては、再販指定商品で値引き販売出来ないためか、書店系の通販など、すでに無料化しているところも多く、アマゾンや楽天でもキャンペーンとして無料化しており、実質的な影響は少ないとの見方もある半面、無料化が正式に定常化することで通販業界の再編を促すのではないか、という見方もある。
最近のアマゾンは本やCD中心から、おもちゃや電化製品、衣料雑貨・靴など総合通販化しているが、これほど大規模な定常的な無料化は国内では初めてかもしれない。

楽天も11月30日までの期間限定で実施していた楽天ブックスの送料無料を今後も継続すると発表(あくまでキャンペーン期間の延長として)。
これとは直接の関係はないとみられるが、楽天ブックスと楽天ダウンロードを一元化し、すでに一部の本で提供を開始している「チラよみ」(さわり部分を無料で読むことが出来る)を、DVDなどにも拡大した「チラみる」機能を11月末から提供する(海外ドラマ9作品では一話丸ごと試聴出来るという)。

また、グリオ社と村上龍が共同出資で電子書籍の企画制作・出版専門の会社を設立するなど、iPhone や iPad の進出を機会に我が国でも本格的な紙と電子媒体の融合が進みつつあり、通販業界もまた大きく変わらざるを得ないだろう。

ただ、まぁ、「チラみる」って、すでに ShowTime などでの予告編公開や一話試聴とどう違うの?って気もするが(笑

投稿者 shoda T. : 2010年11月04日 12:54

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