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2005年11月13日

傾向と対策(スパム・うぉっちんぐ)

#rcsakai さんからコメントいただいた続きみたいなものを(^^ゞ

今年後半に入って急激に傾向が変わってきたのは事実だ。
何があったのか、何が進行しているのか、推測しか出来ないが、おそらくこれは日本だけの特殊な事情ではないだろう。
スパム関連では幾つかの動きが世界で進行している。
まず米国でのCAN-SPAM法の成立以後、マイクロソフトなど大手ソフト会社やプロバイダなどがスパム対策に本腰を入れて来た結果、米国発のスパムは減って来ているという報告がある。
もっともその結果、スパム業者が第三国(中国、韓国、東欧が最右翼か?)に移動しただけ、と言うシニカルな見方もあるが(^^ゞ

移動と言ってもネット上の移動だけだから簡単なものだ。結局は米国一国だけの対策ではなんの解決にもならないと言うこと・・・
また、スパム業者側の対策の結果、スパムの発信経路が変わってきていると言う事実もある。
これまでの匿名サーバのようなものでの運用(スパム発信)から、さらに巧妙な方法に切り替えて来ているのだ。
もっとも代表的なのは、ウィルスにより「乗っ取られた」ユーザPCを踏み台にした発信である。これは俗に「ゾンビPC」と呼ばれ、完全にユーザのコントロールから外れて、スパム発信マシン化してしまっているのである。
ADSLや光ファイバーの普及により常時接続の普及が著しい韓国や日本のPCは、これらの悪質なスパム業者の格好の目標となっているようだ。

投稿者 shoda T. : 2005年11月13日 20:12

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