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2006年01月28日

rian(音楽)

音楽ネタも久しく書いてないなぁ、ってことで超シブ系を(笑



ホットハウスフラワーズ(HHF)のフロントマンであるリアム・オ・メンリーのファーストソロアルバムが出たのは去年の10月だったか。
タイトルの「rian」とは、ゲール語(要するにアイリッシュね)で mark とか imprint とかって意味らしいけど、そもそもがこのアルバム、たしか5、あ6年前から録音に入ってるとか完了間近とか言われてたものだ。
ま、世の中には何十年(は大げさか^^)も前からカカなるアルバムを作るとか何とか言って、いまだに影も形もないなんて御仁もいるが(笑

それはともかく、とにもかくにも何年もかかってようやく発売された「rian」だけど、これがまたソロアルバムらしく HHF とは全く違う出来上がり・・・と言うか、そもそも自作の曲は2曲だけで、後は全部アイリッシュなトラディッショナルなのだ。しかもゲール語・・・う?ん、何歌ってるのかさっぱりわからないけれど、リアムの深いソウルフルな歌声と、ギターとngoni(西アフリカの弦楽器らしい)とチェロくらいのシンプルなバック。あるいはリアムの演奏するホイッスルとバウロンや鍵盤のみにリアムのボーカルが絡んだり、アカペラ・・・本当に完璧トラディッショナルな雰囲気には最初度肝を抜かれたけれど、たまに沈んだ気分の時に聴くと胸に染み入る気が。

かくのごとく、どこからどう見てもポップスとは無縁。まず米国で発売されたのさえ奇跡とも思えるのだが、なんと!これ日本版が出ると言うのだ。驚いた。
本体HHFでさえ、ついに最新版は日本版が出なかった。発売元がマイナーレーベルに移行したということも大きいのだろうが、それにしても一時はU2に次ぐアイルランドバンドとしてもてはやされたHHFである。しかも最新アルバムはかなり力も入っていればポップな仕上がりですらある。
そのHHFのアルバムさえ日本ではシカトされてしまったと言うのに、趣味に徹したがごときの rian の日本版が出る。
もちろん、大手から出るはずはなく、こういったトラディッショナル系に強い Plankton からではあるが。いや、逆にこの種のレーベルだからこそ、なのか?
リアム・オ・メンリー「リィアン?心のスケッチ」

ただ、左のアマゾンの紹介ページでは全曲、上記のプランクトンでは数曲がサンプル視聴出来る。
この種のものには、それなりに需要があるってことなのかなぁ。
個人的にはリアムのソウルフルな歌が好きだから買って聴いているが、もしこれがリアムじゃなかったら間違いなく買わないだろう(^^;
でもそういえば、日本ではエンヤなんかが異常に人気あるが、はっきり言ってあまり好きじゃない。エンヤが売れるのならリアムの方が百倍・・・と言うのはファンの贔屓の・・・だけではないと思うのだが。

投稿者 shoda T. : 2006年01月28日 19:20

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コメント

そのリアムだけど、秋にアイルランドのKiLAと言うバンドが来日公演するのだが、そのスペシャルゲストとして同行すると言う。
しかもRSと違って大阪にも来る(笑
今のとこ、東京・名古屋・大阪・札幌の予定だとか!
ふ?む。秋にはMRの新譜やら、それに伴うライブツアーだの・・・PANTA はどうだろう?
今年はあれこれ音楽関係も出費の多い年になりそうだなぁ(-_-;)

投稿者 shoda T. : 2006年04月16日 00:45

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