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2006年03月02日

会社は誰のもの?(日常非日常)

ライブドアによる各社M&Aの時の騒動、ライブドア自体の問題、JALの内紛、そして一澤帆布のお家騒動・・・改めて会社は誰のものか?と言う問題を問うものばかりだ。
幸か不幸かうちにはそういう問題はないが(つーか、潰れる方が先?:苦笑)、戦後60年、建前と本音を別立てで繁栄だけを追い求めてきたツケが今噴出してるのかもしれないな、と思う。


(つづく:w)

投稿者 shoda T. : 2006年03月02日 10:04

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コメント

ノウハウ(一澤の場合は製造拠点まるごとですね)持ち出しというのでは、数年前のフルタ製菓を思い出した。海洋堂が仲介役を買って出たのに、うまくいかなかったし。

キーワード「フルタ製菓 ごたごた」で、Google検索のトップに海洋堂・宮脇専務(いまは社長かな)の文章が出てくる :-) そりゃあ、ごたごただけどさ。

同族経営の会社での一澤帆布のようなことって、親子や親類よりも兄弟どうしで起きることが多いような気がするんですが、気のせい?

「持たざるもの」は、ケンカもなく平和なもんです :-)

投稿者 rcsakai : 2006年03月02日 16:44

フルタは内紛でしょう。企業経営方針の違いによる反目なのかな?
一澤はちょっと違うんですね。ある意味では先代の不手際って言うか、親の心子知らずってことなのかも:-)

直接知ってるわけではないですが(店は昔から知ってる、入ったことはないけど^^)、一澤の話は時間があれば別立てで書こうと思ったけど、とりあえず書いちゃうか(笑

実質的な話として、先代と三男(持ち出した人)が会社経営やってたわけですが、先代はなぜか遺言状で持ち株を分割して長男と四男に譲ったわけです(次男ってのがいないんだけど、たぶん若死したんでしょうね)。おそらく三人寄って会社を盛り立てろってことだったのかなぁ。
しかし、この二人はサラリーマンとかで、会社の経営にはタッチしてなかったみたいなんですね。
三男(元社長)としては過半数の株を持ってないわけで不安だったんでしょう。この遺言状の無効を訴えて訴訟を起こしたんですね。実質的に会社を引き継いでるのは自分だ。株は当然・・・ってことでしょう。
それに対して二人が反撃して、株持ってる強みで会社そのものを差し押さえようとした。
それで三男は別会社を作って、すべてをそっちへ移したんです。それが一澤帆布工作所の方ですね。別会社と言っても元と同じ場所、従業員も大半が合意してそっちへ移ってるので、その時点で元の一澤帆布工業と言うのは実質的に経営者だけがいる幽霊会社になってるわけです。ただ、商標権とか諸々のものはそう簡単に移せませんし、元々が帆布工業側にあった設備等々なので、差し止め請求が認められちゃったわけですね。
これはフルタの企画部程度な問題ではなくて、ある意味では完全な乗っ取りと言ってもいいでしょうね。どっちが乗っ取ったのかは意見も分かれるでしょうが・・・形式を重視するか実質を取るかで。
しかし企画から製造販売まで出来るのは、実際のところは工作所側にしかないわけで・・・「持ち出し」と言うと、ちょっと三男さんが可哀想ですねぇ(-.-)

投稿者 shoda T. : 2006年03月02日 17:55

たしかにフルタは「造反」ですけど、けっきょく海洋堂との契約はフルタ本体でできなくなったので、イメージダウンも含めて、ダメージは大きかったでしょう。

長男が唐突に持ち出した遺言状に関しては、いまの加工所サイドのはなしを読む限り(片口なのでどこまでが感情論なしの意見なのかな。あの三男の経歴説明は、あからさまでちょっと笑った)、裁判所の判断がおかしいようにみえますが、このあたり、ほんとのところはどうなんでしょうねえ。三男が持っていたものよりも有効性が高いという判断は、判決文をみないと詳細がわからないか。

京都の市民感情は、裁判所にNGのようですね。それにしても、三男の緊急避難は、加工所明け渡しという結末はかわいそうだけど、してやったりという感じでしょうね。社員の転籍まですませちゃっているのが、すごい。ブランドも大事だけど、売り物が作れないブランドじゃあ、意味ないし。

投稿者 rcsakai : 2006年03月03日 03:12

Yahoo!ニュース、現時点で「一澤」の記事(産経新聞)がランキングトップになってますね。かなりの関心度の高さだ。

投稿者 rcsakai : 2006年03月04日 04:49

>ランキングトップになって

「国内」ニュースランキング、です。総合でもデイリー9位だから、いずれにしてもこのニュースは興味を持たれているわけですねえ。現代表がブランドを盾に取って(というといいかたは悪いけど、まあそういうことだろう)職人に復帰を呼びかけるというのも、うなずける。

投稿者 rcsakai : 2006年03月04日 05:03

新店舗&ブランドが決まったようで、来月から再開とか。
ブランドは一澤が使えないなら、と社長の名前の方「信三郎」をそのまま使うようですね。でも、デザイナーじゃないんだから(ぉ
店舗は現店舗の道を挟んで斜め向かい(笑
まぁ、確かにお客さんのことを考えたら目視圏内に、と言うのは正しい選択なのかもしれないけど、ちょっとあからさまだなぁ。
遺言状の件は、やっぱりよくわからないですね。
おそらく裁判所が有効と判断したのは、顧問弁護士が預かっていたものより日付が新しかったってことなんでしょうけど、なんだかなぁ、ですね。日本じゃ筆跡鑑定とか、実印じゃなきゃダメっとかって「証明」は不要なんですかね。よくわからん。
ま、死んじゃったら実印もなんも無いといえばそうだけど・・・う?ん。

投稿者 shoda T. : 2006年03月23日 02:15

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