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2006年05月23日

ダビンチ・コート、裁かれるべきは・・・(日常非日常)

世の中、「ダビンチ・コード」「ダビンチ・コード」と五月蝿いこと五月蝿いこと。おぉ、そうか、今は五月だからか(違

ついにはダビンチ絡みの解読書か何かと勘違いして、「ダビンチ・コードも読まなきゃ」なんて言い出す人まで・・・
違うって。宣伝の仕方見りゃわかるでしょ。単なるショーもないミステリー映画でんがな、と言っておいたけど、実際のところ、私自身は本も読んでなきゃ映画も見てない。いや、それ言えば予告編さえ見てない(笑
それでもタイトルやこのプロモートのやり方見てると、だいたい中身も想像付く。
まぁなんて言うか・・・胡散臭さプンプンだし(笑

とは言え、ほんとは凄いものだったりしてね?:-)
と思わなくもなかったが(思わないって^^)、某所で映画見た人がネタばらししてるのを読んで、やっぱり嗅覚は正しかったとニンマリ(^^ゞ

>>銃で撃たれた老人がルーブル中駆けづり回って暗号仕込んだり
>>あげくは人体模型図になって死ぬなんて・・・
>>もうその段階からして無理ありすぎ。

これじゃマンガよりひどい強引さ。
#ってそんな比較したらマンガが怒るか(爆笑

それにしても、確かに「ダビンチ」だからこそ、(名前だけで)これだけ多くの人を惹きつけているのだろう。誰かが言ってたが、これがミケランジェロでもピカソでも、もちろんマチスじゃインパクトなさすぎ。
実際は話の筋から言っても、ダビンチである必然性は全くないみたいなので、ある意味タイトルだけの一発勝負物っぽいな。
こうなったら売り上げの○○%をダビンチ財団に寄付しなさい(^^ゞ

なお、こっちのタイトルはミスタイプじゃないからね?
コート・・・

投稿者 shoda T. : 2006年05月23日 21:43

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コメント

 あっはっはっ、自分は原作を読んでみました>ダ・ヴィンチ・コード。荒唐無稽なのはもちろんですが、自分はそういうところも楽しんじゃうほうなので、かなり面白かったですよ。とはいえ、映画はお金払ってまで見る気はしないですねぇ。スカパーの映画専門チャンネルを契約してるので、来年か再来年には見られるだろうし。

投稿者 Inagaki, M : 2006年05月24日 10:02

うん、そういう風にわかって楽しんでる人は何の問題もないわけで(^^ゞ
でもあの広告のキャッチとか(たぶん)予告編だけの先入観持って行った人は・・・(-_-;)ナンマイダ

#スカパーより先にGyaoとかYahoo!あたりに登場しそう。
#と言うより、ロードショー一巡したら即DVD出るでしょ、最近の傾向から言えば。

投稿者 shoda T. : 2006年05月24日 10:10

うんちくものは好きなので、批判的な立場・賛同の立場、それぞれの解説書を読んでみた。
本編の小説読んでいなけりゃ映画も見ていないのに、いきなりムック本である。
その中で面白い一節を見た。
宗教に対して心底信仰しているわけではない国民性からすると、文化や精神の根底にキリスト教が下敷きになっている人々からすると、これは冒涜であるという。
つい先だっての、ユダに対する新説にしたって、日本人にとっては「そう言えばそういう事があるかもしれない」で済んでしまうし、そう言えば前々から言われていたような気がするが、キリスト教文化圏の人達にとっては、受け入れがたい大どんでん返しなのだってね。

あの映画に関しては、原作者自身が、でっち上げだと認めているよね。

投稿者 大島 敬行 : 2006年05月28日 22:51

なんと言うか、「でっち上げ」云々言う時点ですでに作者の術中にはまってるっと言うか(笑
ぶっちゃけ単なる小説でしょ?
もちろん、宗教をベースにした「お話」が物議をかますのは今に始まったことじゃないですし、キリスト教だけの話じゃないですね。
日本だってある種の人々(っつーか、最近多いような肝)に対しては同じようなことたくさんありますね。
天皇のこととか靖国や竹島等々・・・ああいうのも一種の宗教だと思うんですよね。

投稿者 shoda T. : 2006年05月29日 00:59

でっち上げ話をもう少々。

そもそも小説なるモノは、大なり小なりでっち上げなのです。
で、この場合は、
  1. キリスト(イエス)には子孫がいる
  2. 詰まりイエスは人として婚姻している
  3. もしくはそのような間柄の女性がいた
  4. バチカンとしてはそのような話は面白くない
  5. 血筋を守るために秘密結社が存在した
  6. シオン修道会の歴代の総長の中にダビンチの名が
と言うのが事実として大前提として、これを下敷きに小説が書かれたとされていました。
ここで問題発覚。
小説「ダビンチコード」がヒットした後、この作者がこれらの資料を他の作家(仮にA)から盗用したとのニュース。
更にその後、映画が公開に先立ってまたも問題発覚。
前提となった5と6、実は、Aが自分で何か書こうとメモした原案で、これが例のでっち上げ事件。

ちなみに1と2に関しては、マグダラのマリアの存在から、どうやらホントにありそうな話で、これに関してはちゃんとした研究書があります。(記憶曖昧でスマン)
現在のバチカンの立場としては、聖母マリアの系譜を大事にしており、嫁マリア(マグダラのマリア)は表に出したくないそうな。
嫁姑戦争は家庭内不和に収まらず、遂に信徒を二分してしまい、これに勝利したのは、姑たる聖母マリアを奉ずるヨハネ(ここも記憶曖昧)の一派で、これがバチカンの祖だそうな。

長々とすみません。

投稿者 大島 敬行 : 2006年05月31日 00:23

ま、有名人の「御落胤」話ってのはどこにでもあるので、それだけで盗用とは言いがたいでしょうが、宗教が絡んでるからこそ問題となるんでしょう。
盗用話やでっち上げ話ってのは・・・売れれば売れるだけ、そういう話もいっぱい出てくるんでしょうね(笑
と云うか、宣伝する側がそういうのをうまく利用してるんでしょ?(笑
ま、この本なり映画なりがあと何年話題になるかで真価が問われるでしょう。5年後が楽しみじゃ(爆笑

投稿者 shoda T. : 2006年05月31日 12:17

盗用は、御落胤説ではなく、秘密結社のアイデアの方です。
イエスの血筋に関しては、特定の誰かの説ではありません。

投稿者 大島 敬行 : 2006年06月01日 00:40

あ、ごめん、それはわかってたのに、うっかり抜かして書いてます(汗
宗教と秘密結社絡みってのもよくある話で、アイデアってほどでもないような気がするんですが(^^ゞ
実際、フリーメーソンとか実在(?)のものも色々あるし・・・
だから個人的には全然興味わかないですね。むしろ、コーランが実は聖書の解説書だった、って、あっちの話の方が面白い(^^)

投稿者 shoda T. : 2006年06月01日 19:40

だって、イスラム教とキリスト教は、共にユダヤ教から派生した兄弟宗教ですから。

投稿者 大島 敬行 : 2006年06月02日 01:21

それはまぁそうなんですが・・・もしアレが事実だとしたら、「兄弟」ではなくて「親子」だったということに(笑

投稿者 shoda T. : 2006年06月02日 13:22

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