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2006年07月13日

MS(ニュースの視点)

マイクロソフトの会計年度は7月?6月と言うことで、今月から新年度に入っている。
それもあってか、ここのところ、あれこれとスケジュールに関するニュースが多い。
まず・・・とうとう正式発表となってしまったが、Windows9x系のサポートを終了すると云うニュース。
あれこれ取り沙汰する向きもあるようだが、もう何年も前から止める止めると言っては、引き伸ばされて来たことだから、ある面で仕方ないとも言える。
特に日本では「新陳代謝」もはやく、Win9x系のOSは少数派となっているので影響は少ないだろう。ただ、世界全体で見ればまだまだユーザは多いわけで、だからこそ、ここまで引き伸ばされてきたと言える。
実際の影響については、すでに十分枯れているとも言えるわけで、さほど問題となることはないだろう。万が一、新たなセキュリティホールなり脆弱性なりが発見され、これを突くマルウェア(ウィルス等)が現れた場合は、それなりの対応はなされるだろう(MSが直接やるかどうかは別として)。

一方、何度も引き伸ばされて来た次期バージョンのWindows・・・Vista についてはまだはっきりしない。引き伸ばされたというより、仕様そのものが依然として流動的なのだろう。
実際、Vista の目玉と目された機能のいくつかがパスされることも決定している。まぁ、需要と供給の問題以前に、独禁法絡みとかMSを取り巻く環境が一段と厳しさを増していることも無関係ではあるまい。

ビル・ゲイツが南アの技術カンファレンスで「80%の確率で予定通り1月に広範なリリースの準備が整う」と語ったと言うが、これまでのゲイツ節からは一歩も二歩も後退してるような感じを受ける・・・
先の引退発表の以前から、すでにチーフアーキテクトと言う名前は有名無実で、技術的にはもちろん、スケジュール的にもほとんど関与していないせいだろうか?

一方、今やOSの中核的存在になりつつあるWEBブラウザだが、MSIEの次期バージョン7の日本語版β3が公開された。

IE7は外観が変更になっている他、流行のタブ機能を取り入れたりしている以外は、IE6からさして変わってないような感じだが、意外に内部の変更は大きそうだ。
特にタグ解釈の厳密性が増しており、もしかすると Windows9xとNT系ほどの違いがあるかもしれない。とすれば、これまで問題なく表示されていたページでも、あれこれ不具合が出る可能性もあり、要注意だ。
実際、「統合アーカイバ」のホームページも若干問題があった(-_-;)
#現在は修正済み。たぶん、もう問題ないと思いますが・・・もし何かあれば連絡ください m(_ _)m

投稿者 shoda T. : 2006年07月13日 22:51

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