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2006年10月18日

『Mac』関連製品のWindowsウイルス感染、二題(ニュースの視点)

米Apple Computerは、同社のビデオ再生可能な「iPod」の一部がウイルス「RavMonE.exe」(Windowsのみ)に感染しているとして警告を発した。9月12日以降に出荷した製品の1%未満が感染している恐れがあるという。

Small Number of Video iPods Shipped With Windows Virus

なんともひとごとのような発表な上に、「iPodに感染」の意味がイマイチ不明だが、ハードディスクに「RavMonE.exe」が入りこんだ、と言う意味か?
原因は製造工程で使用している Windows マシンが感染して、製品(iPod)に付けられるハードディスク上にも自身のコピーを入れたということのようで、ユーザのWindowsマシンに iPod をつないだところで、これが直接実行されることはないと思われるので、「感染」と言うのは不適切な表現としか思えない。
それにしても、Apple Computer の発表はやはり無責任。実害はないとしても、iPod上にウィルスファイルが入ったまま出荷した責任は Apple Computer にあるわけで、いくら自社のMacOSには影響のないファイルだと言っても、「警告」を発する前に、まず謝罪があってしかるべきではないのか?

これに先立って、日本マクドナルドが13日発表したところによれば、同社が8月に実施したキャンペーンの賞品として配布したMP3プレーヤの一部にウイルスに感染しているものが含まれていることが判明。
全品交換を決定した。

キャンペーン賞品「MP3プレーヤー」のウイルス感染に関するお詫びとお願い

こちらは製造元や原因等は不明だが、パソコンに接続することによって感染する可能性があり、実際に感染報告やウイルス検知されたと言う報告が来ていると言う。
ウィルスは「WORM_QQPASS.ADH」と言うトロイの木馬型ワームで、接続するだけで感染とはどういうことなのだろう、USB接続により自動起動するソフトが感染していたということなのか。詳細は不明。

奇しくもどちらもポータブル音楽プレーヤー絡みで「マック」関連 :-)
偶然とは言え、なかなか面白い組み合わせだ(笑
ま、これに限らず、今後は携帯電話や音楽プレーヤーなど、直接パソコンとは呼べないものでさえウィルス感染の「媒体」となりうることを示したと言う意味では、感染経路の増加と複雑化を暗示するようで・・・


投稿者 shoda T. : 2006年10月18日 17:46

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