任天堂は米国消費者製品安全委員会(CPSC)と協力し、ビデオ・ゲーム機「Wii」 に使われるWii用リモコン「Wii Remote」のストラップについて自主回収プログラムを開始した。
これは発売当初から、Wiiでゲーム中にリモコンが手から離れ、ストラップが切れるなどして「武器化」しているケースが問題になっているため、これに対応した処置。
特に「Wii Sports」ゲームをプレイ中にストラップが切れたという報告が幾つも任天堂に寄せられている他、3件の「診察を必要としない程度の軽傷」(CPSC談)が含まれると言う。
また、すでに任天堂の米国法人Nintendo of Americaに対し、Wiiリモコンの部品交換を要求する民事訴訟がワシントン州で起きている。
なお、12月11日以降に販売されたWiiに付属するWiiリモコン、および18日以降に単体で販売されているWiiリモコンは対策済みのものだと言う。
この種、新しい装置を導入する時は、十分な検査と動作認証が必要だということを改めて示したと言う意味でも、画期的なデバイスであったと言うべきか :-)
日本で同様の問題が起きていないのは、対策済みのものが出荷されているためもあるだろうが、まだ日本ではWiiリモコンを十分に活用するタイプのゲームがない(?)とか、あるいは体力的なものもあるのかも(笑