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2007年02月12日

オプトメトリスト・・・人は如何にしてだまされるのか(日常非日常)

と、たいそうな題名書いたけど、たいした話ではない。
たいしたことではないが、今年になって一番笑った(^^ゞ
いやぁ、可笑しいのって、こんな可笑しい話はめったにない。

実は地元の駅近くに脳力開発トレーニングジムなるものが出来るとかで、その開所記念(?)の講演会があるとかいう広告が新聞に折り込まれていた。
講演者は二人で、ひとりはアルファ派研究の第一人者だそうな。もう一人は『日本で数少ない米国公認オプトメトリスト』だと言う。
アルファ派はわかるが、オプトメトリスト?
オプトってことは光学関係なのはわかるが、なにか凄い資格のようだ。
英和辞典を引いてみた。
綴りは?
ま、適当に opto で始まる単語を検索してみると、あった。
optometristである。
念のためググッてみると色々と出て来た。
要するに検眼士だ。日本ではまだ公認資格ではないらしいが、米国などには専門の養成機関があって・・・そりゃ、日本では数少ないのも当然だわい。米国公認も、あっちの学校出てれば詐称ではあるまい。しかし・・・

べつに検眼士をバカにするわけでも、専門家として低く見る気もないけれど、広告の文面はいかにもコケ脅かしだ。
どうやら脳力(誤植ではなく、脳の活性力ということらしい)と視力とは密接な関係があるから、視力訓練は不可欠と言う主張のようだが、それにしては上記の広告・・・脳力開発と言う抽象的な面だけが前面に出て、具体的な訓練内容にはほとんど触れていない。
さて、どれだけお客さんが集まるのか・・・だなぁ。

投稿者 shoda T. : 2007年02月12日 10:37

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