2007年11月07日
Google、モバイル・プラットフォーム「Android」構想を発表。 | (ニュースの視点) |
5日(米国時間)、米Google はモバイル・デバイス向けのプラットフォーム開発を目的とした業界団体「Open Handset Alliance」の結成を発表した。
これには同社を含めて34社が加盟し、モバイル向けのオープンで包括的なプラットフォーム「Android」の開発に取り組む。
AndroidはOS、ミドルウェア、ユーザ・インタフェースとアプリケーションを統合し、オープンソース・ライセンスのもとで公開すると言う。
とりあえず今月中に対応アプリ用のSDK(ソフトウェア開発キット)の初版を公開するという。
実際にAndroidを搭載した携帯電話は来年後半になる見込み。
かねてより、ハードウェアを含めた『Google Phone』の噂が絶えなかったが実際にはソフトウェア・プラットフォームのみのようだ。
これについてGoogle会長兼CEOのEric Schmidt氏は「今回の発表は『Google Phone』よりも野心的だ」と自画自賛しているが・・・
なお、34社として名を連ねているのは、Intel、QUALCOM、TI等のチップメーカやKDDI、ドコモ、China Mobile、Telecom Italia等のキャリアが中心でメーカとしてはSamsungやHTC程度。
当然ながら有力なソフトウェアメーカの参加もなく、まぁ、有り体に言えば弱者連合?(w
モバイル分野では既にOSプラットフォームとしては Symbian が圧倒的な力を持ち、これをMicrosoft(Windows Mobile)が追いかけ、Linux はダークホース・・・と言った感じか?
もう少し統合的な機能(上位層)を含めた部分では、特に欧米のビジネス用としては、カナダのRIM(Research In Motion)社の BlackBerry が圧倒的な力を持って来ており、Android ベースのシステムがどれくらい伸びるのかは未知数。
投稿者 shoda T. : 2007年11月07日 22:02
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