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2008年04月21日

う?む・・・何があったのか・・・(日常非日常)

ファーストサーバから臨時(と思われる)のニュースメールが来た。
「ファーストサーバご利用中のお客様へ」となっていて、代表取締役社長から取締役を辞任する旨の申し入れがあって臨時取締役会を開き、新しい代表取締役社長を選定したという。

なんだこりゃ?と、普段なら取締役の交代など聞き流すのだけど、そもそもなんで一般ユーザにまで??と気になって検索してみた。
う?む、である。そんなことがあったのか。それにしても・・・系列下とは言え、35歳で社長を任され、現在42歳。その間に会社は系列替えを経験しているが、社長としては続投。かなりのプレッシャーがあったことは事実だろう。・・・が・・・

19日と言えば土曜日。東京出張からの帰り、酒は飲んでいないと言うが・・・気が緩んだのだろうか。それとも神経をすり減らしていたのか。
いずれにしても名古屋行きのこだまに乗っているのも謎だが、調べに対してあいまいな返答を繰り返したり、以前にもやっていたと言う謎の答えなど、やはりどこか箍が外れてしまっているようだ。
う?む、である。
この業界・・・とたぶんマスコミは一口で言い含めてしまうだろが、この会社、普通のIT系企業とはかなり肌触りの違う会社のはずだ。

元々、ファーストサーバはクボタのシステム部門が独立したクボタシステム開発(株)と言う会社で始めたレンタルサーバ事業が独立して成立した会社だ。当時はうちの会社とは、淀川を隔てた対岸くらいのところに会社があった。だから、と言うわけでもないけれど、設立間もない頃にレンタル契約をして、今日まで来てる。madobe.net の方だけど。
その後、本社は今の住所(中央区安土町・・・平ったく言えば本町から北浜へ続く大阪の商業の中心地だ)に引っ越しているが、生粋の大阪企業だ。
ところが本体のクボタの事業見直しのあおりを受けて、2004年秋には全株式がヤフーに売却され、ヤフーの子会社になるのだ。ただ、その後も本社は大阪にあり、社長も社員もそのままだから、おそらく社風としてはヤフーとは相容れないクボタ流を保っていると思われる。
まぁ、クボタといえば一般には農機具のメーカと思われがちだが、元はと言えば久保田鉄工と言う、れっきとした鉄工メーカであり、現在も主力は鉄鋼(元々が鋳物メーカ)や鋼管とその関連商品(建機や農機)で占めているはずだ。そんなクボタの中で、コンピュータ関連やネット関連は傍系のどうでも良い事業であったわけだ、結局は。

ま、そんな位置づけのファーストサーバの社長としての日々・・・どんなものだったのか。さらに全く社風の違うヤフーグループになって、社員は大阪を中心としてヤフー本体との接触はあまりなくて自由にやっていたかもしれないが・・・社長は毎度の東京(ヤフー本社)詣でに・・・やはり、あれこれあったのだろうな、と言う気はする。一方で、歳から言っても新人類世代だし、ブログの内容を垣間見ても、クボタはもちろん、ヤフーの社風にも馴染むとは思えない部分もありそうだ。
いったい何が起こったのか、それは本人だけが、いや本人さえも知らないのかもしれない。魔がさす、とはまさにこういうことなのか。

投稿者 shoda T. : 2008年04月21日 19:45

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