2008年06月25日
グッドウィル、日雇い派遣から撤退、廃業へ | (ニュースの視点) |
24日、東京地検は職業安定法(労働者供給事業の禁止)違反ほう助などの罪で、人材派遣大手のグッドウィル・グループ(GWG)の100%子会社で日雇い派遣最大手のグッドウィル(GW)を法人として略式起訴。GWは罰金100万円を納付した。同時にGW事業戦略課長上村泰輔容疑者らGW社員3人なども略式起訴され、罰金(50~100万円)を納付した。
同日、GWGはGWの事業継続を断念する方針を固め、25日、7月末をめどに廃業することを決めた。
GWは今年一月、二重派遣問題で事業停止命令を受けており、休業状態にあったが、労働者派遣法に基づき、近く派遣事業の免許を取り消される。GWGはGWを売却する方針だったが、規定では5年間は事業者申請を出すことが出来ず、廃業せざるを得ない状況になっていた。
なお、GWGの発表によれば、解雇される従業員は正社員が1490人、契約社員が550人、アルバイトが2121人と言う。派遣契約社員は一日約7千人で、うち4千人ほどが一か月以上の雇用契約を結んでいる。
従業員についてはGWG全体の業績低迷もあり、グループ内での受け入れは困難で、同業他社や業界団体に協力を仰ぐとしている。
また、同社に登録している派遣労働者については、派遣先での直接雇用を働きかけるという。
投稿者 shoda T. : 2008年06月25日 22:35
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