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2008年09月24日

Android携帯電話発売へ。(ニュースの視点)

23日(現地時間)、米T-Mobile は米Googleが開発した携帯電話向けOS 「Android」を搭載した携帯電話として世界で初めてとなる「T-Mobile G1」を発表した。

G1はタッチパネル対応の大型液晶を搭載し、QWERTY配列のキーボードを持つこの種の携帯としては最近の標準的なデザインをしている。開発を手掛けたのは台湾のHTC社で、同社はソフトバンクをはじめとして国内の同種のスマートフォンも手掛けており、似ていて当然かも。

米国では10月22日から、英国では11月から出荷する。その他、来年早々にはドイツ等のヨーロッパの数ヶ国でも発売する予定。
3G携帯とWi-Fi接続機能を持っているため、HTC社は3G地域ではどこでも対応可能としているが、日本にも投入されるのかどうかはまだ決まっていない。

G1はOSとしてAndroidを採用し、全面的にGoogleのアプリ(GMail、Google Map、YouTube等」に対応している他、Amazon MP3上の楽曲の検索やダウンロードも出来る。Java言語でアドインモジュールが開発出来るので、サードパーティ製のアドインをネット上で提供する仕組み(App Store)を用意するなど、Apple の iPhone 3Gと似たコンセプトになっている。
また、外部モデム機能(PC等からの接続)を持たないなど、携帯としてクローズした仕様になっている点なども似ている。
しかしアドインの仕様自体は互換性はなく、今後どれだけのアプリが揃うのか、あるいはユーザがどれくらいそういった機能を重視するのかなど、今後、先行する BlackBerry や iPhone などのスマートフォンと共存して行くのか、いずれかが他を駆逐するのか、興味は尽きない。

投稿者 shoda T. : 2008年09月24日 22:08

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