2009年01月22日
Seagate、不具合のあるHDD用の更新ファームウェア公開を開始。 | (ニュースの視点) |
Seagate製HDDの一部のモデルで、電源投入時にアクセス不能になり、その後、全くデータが読めなくなる不具合が確認されているが、一部モデルから順次ファームウェアをアップデートするためのデータが公開されている(ただしまだ問題のある機種のうち一部しか用意されていなかったり、一度公開されたものにも不具合があって引っ込められたり、不安定さは否めません。今問題が出てなければ、静観する方がいいかも)。
Firmware Update for ... [Seagate NB: 207951]
この不具合はハードディスクにドライブとしてアクセス出来なくなるだけで、データ自体は残っているので、慌てず上記よりアップデータを入手すれば解消出来る(ただしまだ問題のある機種のうち一部しか用意されていなかったり、一度公開されたものにも不具合があって引っ込められたり、不安定さは否めません。今問題が出てなければ、静観する方がいいかも)。
不具合が出ているのはSeagate製ハードディスクのうち「Barracuda 7200.11」 「Barracuda ES.2 SATA」およびMaxStoreブランドの「DaimondMax 22」の各シリーズの一部の機種・一部のロット製品のみ。
上記ページにはWindows上からハードディスクの機種名やロット番号などを確認するツールも公開されているので、チェックして機種毎の情報と比較してみればアップデートが必要かどうかがわかる。
ただしアップデート手順として、当該データを上記よりダウンロードした後、CDROMに焼く必要があり、その後にPCをこのCDROMで再起動、更新しなければならないため、初心者には少しハードルが高いかも。
注)ファームウェアとは機器制御を行うソフトウェアだが、ハードウェアと一体で機能するため、多くの場合ROM(読出専用メモリ)に固定されていることが多く、ハードウェア(堅い物)とソフトウェア(柔らかい物)の中間的な存在と言う意味でファームウェア(固定した物)と呼ばれる。
ただし最近は完全なROMではなく、専用のソフトを使えば電気的に書換え可能なEEROMやFlash Memoryなどが使われることが多く、メーカや販 売店に戻さなくてもアップデートが可能になっていることが多い。
投稿者 shoda T. : 2009年01月22日 17:50
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