2009年04月12日
う~ん・・・何も変わらない、のか。 | (日常非日常) |
京大の時計台前で違法占拠&ストをしているという話を聞いて耳を疑った。
いやいや今は1970年代じゃないぞ?
そして・・・
これだ(-_-;)
これぢゃぁ・・・やっぱり1970年代と何も変わってないぢゃないか。
あの頃・・・京大だけでなく頻繁に行われた大学ストの理由の一つが「臨時雇用職員」問題だったのだが・・・
昨年末くらいから世間じゃ派遣の問題に大騒ぎをしている。
しかしあれにはかなり疑問を持っているが、この「臨時職員」問題は国が長い年月やっている「派遣」問題なのだ。
「臨時」職員となっているが、実は臨時でもなんでもない。実質的には長年雇用されているのだけれど、名目上だけ「臨時」にしてしまうのだ。つまり・・・3月末に一旦解雇する。いや、実は解雇すらしない。「臨時」なので、単に契約を更新しないだけのこと。そして、新年度に入ったらまた新たな雇用契約を結ぶ。
昨年末の派遣の大量切り捨てと言われるのだって、実は切り捨てでもなんでもない。単に契約終了期に契約更新をしなかっただけの話。これはどこからどう見ても企業(雇用側)に何の落ち度もない。
では誰が悪いのか?
はっきり言えば、中間に入っている派遣業者が一番の悪、であるはずだ。企業との雇用契約が切れた時点で、新たな雇用先を斡旋する義務があるはずなのに実行していない。それどころか、派遣先との契約終了を理由に個々人との派遣契約そのものを・・・
いや、契約内容を知らないのでうかつなことは言えないのだけれど、おそらくそのあたりは派遣業者に有利な形での契約になっているのだろう。だとしたら、そういう契約をしてしまった労働者にも落ち度があると言わざるをえなくなる・・・が、やはり立場の弱いのは個々人なのだから、情状酌量の余地はあるだろう。
やはりそういう契約を作った派遣業者が悪者なのだし、それをキチンと監督し行政処分しない行政にも責任があるはずだ。
それなのにマスコミも世間も派遣業者には何も言及せずに、直接契約のないはずの雇用企業をやり玉に挙げた。これは明らかにおかしなことだ(-_-;)
だが、大学の臨時職員問題は、大学つまりは国自体が直接雇用契約を結んでいるのだ。明らかに「臨時」に見せかける雇用契約を結ばせる大学つまり国の責任は重大なのだけれど・・・
それにしても、この問題・・・すでに解決済みだとばかり思っていたが、そうではなかったのか。
BGMはやっぱり「万物流転@頭脳警察」なのか(-_-;)
Ah 何にも変わらない それなのに それなのに♪
Ah 風を掴むような むなしさで ほら万物流転♪
投稿者 shoda T. : 2009年04月12日 01:05
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