2009年06月11日
IT管理者の35%が機密情報に無断アクセス、解雇時は持逃げ・・・ | (ニュースの視点) |
ただし米国での話。
10日、米Cyber-Ark Software(情報セキュリティ企業)は、企業のセキュリティについて、IT管理者400人以上を対象に実施した調査結果を発表した。
それによると、回答者の35%が社内の機密情報に無断でアクセスしていることを認めていると言う。
現在導入されている監視システムをすりぬけて機密情報にアクセスできるという回答者は74%に達し、許可なしにアクセスしている機密情報としては、人事に関するデータ、顧客データベース、買収/合併プラン、解雇者リスト、マーケティング情報などだった。
また景気の悪化を反映してか、解雇されたら会社の機密情報を持って行くと答えたIT管理者が急増しているという。
持ち出す情報としては「企業の買収/合併プラン」を挙げる回答者が昨年の約6倍増となったほか、「CEOのパスワード」が4倍増だという。
日本で同様の調査をしたらどんな結果が出るか、ちょっと怖いですね。
特に持ち出す情報については、おそらく挙げられている情報の価値は、日本とは比較にならないほど高い米国ならではの結果ともいえるかもしれませんが、今後日本でも価値の高まりと共に増加するのでしょうか。
一方、「無断でアクセス」は日本でもかなりありそうですが・・・
投稿者 shoda T. : 2009年06月11日 18:10
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://shoda.tk/MT/mt-tb.cgi/689
コメント
コメントしてください
名前とメールアドレスは必須です。メールアドレスはブログ上には表示されません。私に届くだけです。 TypeKey ID のサイン・インも必須ではありません。持ってる方だけサイン・インすればいいです。