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2009年08月20日

新型インフルエンザ、流行の兆し。(ニュースの視点)

19日に厚生労働省が発表した8月12~18日の一週間の統計では、新型インフルエンザに感染し新たに入院した人は86人で、予想外に早く流行が始まっていることがわかった。
当初は学校などを中心とした集団感染が多く、また、インフルエンザ菌は高温多湿に弱いため、夏季休暇明けの秋口からの流行が予測されていたが夏休み中も予想外に集団感染が増え続けていることもわかった。

86人のうち5歳未満が12人、5歳~19歳が51人にのぼり、7割以上が10代以下と、60代以上が多い季節型のインフルエンザとは異なった際立った特徴を示している。

企業を中心に万一に備えた対策や予防対策が進んでいるが、マスクなどの対策商品の需要も急増している。ドラッグストア大手のスギ薬局では、マスクの売上が8月前半は昨年同期の6倍、17日は18倍、18日は25倍と急増していると云う。
マスク製造業者も機密性を高めた対応製品の生産を数倍に引き上げているが、すでに薬品問屋などではマスクや消毒用エタノールの出荷制限や停止しているところも増えており、薬局等で売り切れが続出する恐れがあるという。

夏休みだから誰も学校に行ってない?
学校の実態を少しでも把握していれば、夏休み中も集団感染の危険性が高い事はわかるはずですし、流行が始まったと云うニュースが流れればマスク等の需要がひっ迫するのは十分予測可能だったはず・・・
世界的な流行の衰えが見られないことを考えれば、早期の流行も十分予測出来たはずで、厚労省の怠慢といわれても仕方ないですね(-_-;)
野球の試合が出来ないだとか、選挙運動に支障を来してるなんて能天気なニュースを流してる場合じゃないです。
これ以上の流行の広がりがないことを祈るのみ。

投稿者 shoda T. : 2009年08月20日 18:45

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