なぜかここへ来て、twitter が大人気だ。
あれだけネットを敵対視しているマスゴミが比較的好意的な取り上げ方をしていたり、twitter を広報チャネルないしは広告メディアとしてちやほやし出した企業が増えてきたり・・・変だ(-_-;)
こういう持ち上げ方って、以前にも何度かあったんだよね。比較的最近の例で云うと、Second Life なんてのもあったわけだが、日本版は見事にコケてしまったようだ :-)
twitter、日本語で言えば通常は「さえずり」だけど、twitterサービスのことはつぶやきと訳されることが多いようだ。mixi も、エコーという名でβテストをしていた紛い^H^H同様の機能を「ボイス」として正式リリースした。ボイスって・・・やっぱりデューンとか、幽閉者の最後に流れるPANTAのやつとか、どうしても強い意志みたいなものを感じてしまって、twitter 的なうたかたなものに対する命名としては違和感を感じてしまう。
そういえば、つぶやきなんとかって芸人がいたけれど、あっという間に消え去ったなぁ。やはりつぶやきはうたかた・・・
twitter 自体は、私の周りでは昨年あたりからボチボチやりだす人もいたけれど、私自身としてはまったくやる気なし。ま、とりあえずアカウントは取ってあったけど、重い腰をあげてぼちぼちフォローしだしたりはしてるが・・・そもそもチャットにしてもメッセにしてもold timerな電話にしても、この種の疑似リアルタイムなメディア(?)はあまり好きじゃない。
それはともかく・・・そもそも広報チャネル的なものとしては、twitter ってのは変じゃないのか?
ずいぶんとプッシュしてるメディアが増えているのだけれど、広報もまたうたかたなのか。
これまでも、HP(ヒューパーに非ず)とかブログとか、そのたびに話題や注目は移り変わっているだけで、どれも十分活用している企業ってほとんどないと思うのだ。
そして重いフラッシュを張り付け、凝った(独りよがりな)UIで、どうやって閲覧すれば良いのか悩む、欲しい情報になかなかたどりつけないWEBを公開している企業が大半だったりするわけだ。
今後は、フラッシュに加えて SilverLight で作ったページも増えて行くのだろうけれど、そもそもこの種のページは閲覧し辛いだけでなく、(文字)情報でさえクリップしにくくて困るのだ。これもまたうたかたなのか?
ま、意識して統一と統合を目指さないと、すべてはカオスに向かう、「バベルの塔」化して行く(バブルに非ず)という説もあるくらいで・・・その始まりなのだろうか?
それとも世界は刹那へと発散していく運命にあるのか?
刹那にはtwitter が似合うと云うのだろうか?