2010年02月25日
2009年の有料音楽配信実績は前年並みか、減少傾向に。 | (ニュースの視点) |
社団法人日本レコード協会は、2009年の有料音楽配信売上実績を発表したがダウンロード数は前年比2%減の4億6822万回、金額ベースで、辛うじて前年並みの909億8200万円だった。
内訳では、モバイルサイトからのダウンロードが4億2134万9000回で前年比4%減、インターネットサイトからのダウンロードが4681万3000回で12%増と、モバイル市場が飽和していることを如実に示している。
一方、米国の市場調査会社NPD Groupの調査でも、デジタル音楽のダウンロード購入者数が前年比で100万人の減少になっている。
同社シニアアナリストのRuss Crupnick氏は、オンライン購入を中止した大半は、2007年~8年に初めてインターネット利用を開始した高齢の消費者で、試してはみたものの、興味を失ってしまったのが原因であると述べている。
逆に、一人当たりのダウンロード購入費は、年間で平均して33ドルから50ドルまで上昇したと云う。
いずれにしても、日米ともに音楽のダウンロード市場は成熟期を迎えているようだ。
投稿者 shoda T. : 2010年02月25日 21:47
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