1日、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は2010年の日本国内での個人情報漏えい事件に関する調査結果を公表した。
それによれば、公表・報道された個人情報漏えい事件(事故)は1,679件、漏えいした個人情報の総数は557万9,316人分にも及ぶという。
また、漏えい原因で最も多かったのは「管理ミス」で、全体の36.3%、誤操作が32.3%、紛失・置き忘れが12.6%と続き、盗難は7.6%であった。
漏えい経路としては紙媒体が全体の7割弱を占めているが、数量(人数分)としては全体の7%程度で、逆に件数は少ないが数量的には半数近くがインターネット経由となっている。
他国はわかりませんが、少なくとも日本ではまだまだ管理ミスや誤操作など、人災的なものが多いようです。
逆に云えば、マニュアルや手順を整備し、訓練を徹底すると同時に、システムを整備すれば、防げるものが多数だということですね。