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2011年07月07日

Microsoftが台湾ベンダーと Android 端末に関する特許契約。(ニュースの視点)

5日(現地時間)、米Microsoft は米GoogleのモバイルOS「Android」を搭載した端末に関して、台湾Winstron社と特許ライセンス契約を結んだと発表した。
Microsoft は Winstron から特許料を受け取るが、金額など詳細は明らかにしていない。

このほかにも、Microsoft は Android搭載端末をめぐる特許ライセンス契約をこの二週間で他にも3件結んでいるほか、2010年4月には台湾HTC社とも締結している。
いずれも、個別の特許ライセンスではなく、知的財産権に関わる包括契約とみられ、相手企業としては、事前に特許を巡る訴訟攻撃をかわすことが目的と思われる。
Microsoft は多くの大手企業との訴訟を抱えているが、Android 関連だけでも電子書籍リーダーに関して米Barnes & Nobleと、スマートフォンに関しては米Motorola と係争中である。

Microsoft が Android 関係の特許ライセンス?
一見すると奇妙に思われますが、それだけ Microsoft はOSやデバイス制御、あるいは携帯端末に関する特許を多数保有している、と言うことでもあるのでしょう。特許問題は、特にWinstron等の中小ベンダーに取っては悩ましい問題ですし、Microsoft等の大手企業が正面から攻めて来たら一たまりもないほど重要な問題でもあります。多少なりとも出費が嵩んだとしても、事前に包括契約した方が、長期的には得策だとの判断があるのでしょう。

また、Microsoftと包括契約を結ぶことは、同様に特許訴訟攻撃に熱心な Apple への対抗と云う意味合いもあるようです。いざとなれば、Microsoftが後ろ盾となってくれるだろう、と云う読みもあるのでしょうか。

投稿者 shoda T. : 01:22 | コメント (0) | トラックバック