2005年11月10日
スパムスパムスパム | (スパム・うぉっちんぐ) |
スパムといえば缶詰だった時代はとっくに過ぎ去っているが、スパム=メールと言う時代も過去のものとなりつつあるようだ。
こちらの資源を無断で浪費するスパムFAXも困ったものだが、IP電話の普及でスパム電話が増加しそうな勢いだ。
ネットに限ってみても、掲示板(BBS)へのスパム書き込みが問題になって久しいが、最近は流行を反映してブログを狙うスパムもまた多い。
コメントスパムだけでなく最近はトラックバック(TB)スパムも問題になってきている。
匿名で投稿可能なコメントに比べ、TBは必ず存在確認可能なリンク先の存在が不可欠なため、コメントは出来なくてもTBは可能にしているサイトも多い。
#特に日本の企業ブログにその傾向が強いとの指摘もある。この件はまた改めて。
いわばそれを逆手に取ったのがTBスパムで、TB先はブログを装った(あるいはブログシステムに構築された)広告サイトと言うわけだ。
そもそも日本でTBスパムが問題になりだしたのは、眞鍋かをりのブログあたりだったかもしれない。ま、でも、あそこの場合は最近のような悪質なTBスパムではなくて、自分のブログの「読者」を増やそうと、購読率の高いあの手のブログに、TBまたはコメントで自ブログの宣伝をする輩が増えて、TBと言っても大半がその手ので埋まりだしたからだが。
最近はブログ間を関連の話題でつなぐシステムが相次いで登場しているが(最近登場では、アメブロのスクラップやはてなのリングなど)、あの種のブログにSNS的機能を取り込もうと言う動きもまたスパムのかっこうの餌食となる可能性を秘めている。
MovableType の新版の目玉機能が「TBスパム対策」であったことを見ても、ブログやSNSもまた、スパムとの闘いの主戦場になりつつあること感じさせるに十分だ。
それにしても日本語スパムメールの異常なほどの増え方はなんなんだろう?
投稿者 shoda T. : 2005年11月10日 23:42
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