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2005年12月09日

スリップ(ニュースの視点)

6日午前5時25分ごろ、阪急甲陽線で車輪が空回りし動けなくなるというトラブルがあったようだが、同日のほぼ同時刻(15分くらい後)に三重県の近鉄大阪線でも車輪が空転、後続の特急も同じ症状に見舞われダイヤが乱れるというトラブルがあった。
その影響によるのか、奈良線なども5?10分くらい遅れ、地下鉄まで混雑。
うんざりする朝だったのだが・・・

翌日やはり早朝(午前6時ごろ)に、今度はJR紀勢線で、通常のブレーキだけでなく非常用や予備のもの全て効かなくなるというトラブルがあり、ホームを行き過ぎ、切り替わってないポイントを通過したため、脱線すると言う事故が発生した。
いずれも原因は判然としないが、雨と落ち葉か何かがレールに付着していたことによるスリップではないかと思われる。

実際、過去にも何度か雨や雪と落ち葉が原因で電車が坂を登れなくなって、ダイヤが混乱したことがある。鉄のレールと鉄の車輪・・・意外に落ち葉に弱いようだ。

投稿者 shoda T. : 2005年12月09日 02:12

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コメント

一歩まちがえば大惨事、でしたね。こういうスリップ事故は、よくあるんだろうか。

あの事故以来、いままでは報道すらされなかった規模のオーバーラン(ということばも一般化したか)され、ニュースになる。公共交通の安全運行に対して目を光らすのはいいとして、過剰な扱いには違和感も覚えますが、いままでが放置し過ぎだったのかな。

列車のスリップというと、いまでも思い出すのが、小学館の子供向け図鑑。

ムシの図鑑で、線路上にムカデだかヤスデが大発生して、車輪がスリップするということがときどきある、なんて解説が載ってました。イラストの列車はSLでしたねえ。なんだか、これだけよく覚えている :-)

投稿者 rcsakai : 2005年12月09日 08:36

> 切り替わってないポイントを通過したため、脱線すると言う事故が発生した。

ここの部分だけ訂正させてください。
切り替わってないポイントではありません。
誤って進行する列車と他の列車との衝突を避けるため、
一時退避用の側線(安全側線)へ誘導するためのポイントです。
安全側線の先は車止めのあと砂利になっていて、万が一の場合でも止まるようになっています。
ポイントが無くて止まらなかった車両は単線の本線に戻ってしまい、
もしその時に対向する列車が来たらどうなります?
間違っても書かれている内容である、切り替わってないポイントを通過したための脱線ではありません。

道路でも坂道が続くところには上りになっている退避場所がありますよね。(ブレーキが効かなくなった車が突っ込んで退避する場所)

投稿者 sasa : 2005年12月09日 09:43

ごめんなさい。本論ではないので簡単に書きましたが、おっしゃる通りだと思います。
と言っても、私が書いたのはその待避線へのポイントが「まだ本線側へ切り替わってない」と言う意味で、ポイント上で脱線したと言うわけではなかったのですが、言葉が足りなかったですね(^^ゞ
脱線したのが車止めを越えたためなのかどうかとか、詳細については新聞記事だけではわからなかったのと、これが本論ではないので簡単に書いたわけですが・・・
詳細な解説をありがとうございました m(_ _)m

投稿者 shoda T. : 2005年12月09日 09:53

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