2006年02月20日
圧縮・解凍は時代遅れ? | (日常非日常) |
アマゾンで圧縮・解凍本を検索してちょっと愕然とした。
そりゃまぁハードディスク容量も増大し、ファイルのやりとりもフロッピーなど使うこともない現代において圧縮とかの出番が減っているのはわかるが・・・試しに下記に検索結果を貼ってみるが、うまく出版日付の新しい順に表示してるかな?(^^ゞ
これを見ると、最新刊でも2003年5月だ。それ以降は圧縮・解凍本は出版されてないということになる。う?む。
たしかにアーカイバ関係の本は出尽くしたということもあるのだろう。しかしもし売れるのであれば新たに参入してくる著者がいてもおかしくない。
それだけ売れてないってことなんだろうな。そして情報が普及した結果と言うよりも、圧縮・解凍と言うことそのものが隙間産業になりつつあるってことか。まぁ、予測通りとは云え、なんか一抹の寂しさがあるな(-.-)
投稿者 shoda T. : 2006年02月20日 16:38
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コメント
本来というかアーカイバというツールが登場した当初の「アーカイブ」するという側面では、まだまだ利用価値があると思うんですけどねえ。たとえば、メールに複数のファイルをアタッチするより、アーカイブファイルのほうが扱いやすいと思うけどね。
というのも、すでに古い考えかたなのか? メールへのアタッチでいえば、圧縮しなくても大丈夫なくらい回線は太いし、単独ファイルだとクリック一発ですぐに内容をブラウズできるし。うーむ。
投稿者 rcsakai : 2006年02月20日 19:56
DeepFreezer な山崎氏が著した「LHAとZIP」は2003年12月初版ですよ...って、これも2003年か(^^;
最近はメールへの添付(複数ファイルのアーカイブ的な意味合いの方が強い) かソフト公開くらいしか「圧縮」しなくなってしまいましたね。
すでに静止画/動画/音声といったファイルは最初から圧縮されていて当然な世の中ですし、Office 2007 には文書ファイルが XML+ZIP されてて当然になるみたいだし、「圧縮」ソフトの出番は先細りな気がしますね。
無圧縮アーカイブはまだまだいろんな意味で出番ありかも。
投稿者 あどり : 2006年02月20日 20:23
書籍に限らずcomp.compressionとかを見ても感じることですが、通常のファイルを圧縮するということよりも、動画や音声、画像なんかを(不可逆でも)圧縮するという方面が活発な気がしています。
通常の圧縮という方面ではもう限界が見えてきたので、データをより圧縮しやすくするソート、もしくはより柔軟な辞書の方に主眼が移っている気がします。
(新たなソート法/辞書) + (既存の圧縮法) = (新たな圧縮形式)
の式が現在でも成り立ちつつあるような…。
まあ、初心者にややこしい圧縮は見えないところに隠蔽させていこう、というのが風潮なんでしょうねぇ。
投稿者 Silky : 2006年02月20日 20:40
そういえば山崎さんの本は引っかからなかったですね。
とは云え、あれは解説本と言うより技術書でしょ(^^ゞ
確かに圧縮よりも本来の意味のアーカイブな側面が大きくなってくるかもですが、ユーザが意識してアーカイブするとかバインドするとかじゃなくて、XML とか CHM とか MHT ファイルなどアプリが無意識でやってくれる方向でしょうね、やっぱり(XML は意味が違うけれどバインドと言うかデータベース化と言うかそういう意味では・・・)。
特にメールなんか、メールサイズを表示しないメーラーが多いこともあってか、ふつうの人はメールサイズなんか意識してないし、添付自体がある種の簡易アーカイブでもあるのでアーカイブして添付ってのはよほど特殊な人以外やらないのでは?(笑
投稿者 shoda T. : 2006年02月20日 20:52
>添付自体がある種の簡易アーカイブでもある
まあ、たしかに、そうですね。送信は一発だし :-)
UNIXやPCにおけるDOS以前を別にしても、最初期のDOSで動作するアーカイバの圧縮率や速度の比較なんて雑誌記事を書いていたのは、そろそろ20年前になってしまうわけで、ドッグイヤーなら1世紀半か。人の一生も終わっている。
投稿者 rcsakai : 2006年02月20日 22:17
大容量ハードディスクが当たり前になった時代に、数KBを競って様々なアーカイバが競う時代は終わって、一般的なZIPやLZHで充分だという認識なんじゃないでしょうか?
Windowsなら、LZHとZIP。Linuxならtar.bz2かtar.gz。しか知らないプログラマが多いですよ。
話は少しずれますが、コマンドラインのアーカイバなんて知らない世代ばかりになっていますね。
投稿者 新山(へろぱ) : 2006年02月21日 07:30
うぅむ。数年前に書いた自分の本がある(^_^;)
確かに圧縮・解凍という企画書を出しても反応は薄いだろうなぁという印象は受けますね。
その点でいえば、RCさんの意見に賛同。
書庫機能はメール添付の時に便利です。
というか、一般ユーザーが意識しないで便利な機能を使う、という方向にPC全般が向かっているのではないかと。
個人的には、seaファイルで圧縮されたファイルのトラブルが多いので、何とかして欲しい。MacでもLHA使ってくれ(;_;)とか思ってしまいます。とほほ。
投稿者 水野 : 2006年02月23日 16:22
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