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2008年12月18日

ビックカメラのプリント注文機にウィルス。(ニュースの視点)

17日、ビックカメラは同社の一店舗(立川店)に設置されたデジカメプリント店頭注文機がコンピュータウィルスが感染していたことを明らかにした。
発見後すぐに駆除され、その後の調査でも利用者から被害報告などは寄せられていないというが、同機は一週間以上ウィルス感染していた疑いがある。

店頭注文機は専用ソフトを搭載したWindowsパソコンで構成されており、利用者は自分のメモリカード等を同機に接続し、プリントしたい画像データを指定する。
専用ソフトを開発した富士フイルムによれば、今回のウィルスは同機の利用者が、ウィルスに感染しているメモリカードを同機に接続することによって持ち込まれた可能性が高いという。
同機にはウィルス対策ソフトがインストールされていて、常に最新のパターンファイルに更新されていたというが、今回のウィルスは検出出来ていないわけで・・・はっきりとした原因は今のところわからないようだ。

最近のUSBやSDカード等のメモリ経由で感染するウィルスは、通常メモリカード挿入時の自動再生機能によりウィルスが起動して感染する。つまり、同機の場合、自動再生がオフになっていなかったことになる。とすれば、今後も同様の感染が起こる可能性がある。
もし同機が感染した場合、その後に別のユーザが接続したメモリにウィルスが感染し、ユーザが自宅でそのメモリをPCで読み取ろうとした場合に、ユーザのPCに感染する可能性がある。

最近は一見すると専用機に見えても、内部はパソコンで Windowsが動いているケースが増えており、こういった専用機でもウィルス感染の可能性が高まった来たと言うのは困ったことだ。
メーカはセキュリティ意識をもっと高める必要があるだろう。

投稿者 shoda T. : 2008年12月18日 21:17

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