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2009年01月04日

なんか変だの2009年(日常非日常)

あけましておめでとうございます。
とはいえ・・・

  目出度さも ちう位也 おらが春

と言いますねぇ(by 小林一茶)。
まぁ、でも、実際は

  目出度さも 無きに等しき おらが春

ですけど :-)

それにしても世の中・・・景気の先行き不透明、だの、景気は最悪、だの、悪く悪く予想するのがトレンディなようですが、どうなんでしょう?
元々良くない状況にある(ぉ)私なんか、もうこれ以上は悪くはならんだろう、と達観してます(嘘)

そんな中にあって、久し振りに良い主張に出会ったな、と思うのが、これ。
曰く

日本では本当にもうベンチャー精神はいらないのでしょうか。違います。バブル経済崩壊後、日本に一貫して欠如してきたのはベンチャー精神です。不況の最大の原因は硬直的な経済構造です。その硬直を根本から治すことができるのは新しい環境に適したニュービジネスです。ニュービジネスは決まってチャレンジ精神が旺盛なベンチャー企業家によって発掘されるものです。
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITzv000026122008

上記だけではなく、全体に言ってることがまともと言うか、まさに捨てる神あれば拾う神あり、人間万事塞翁が馬、な思想なのかな、と(違うだろ:w)。
こういう前向きでひたむきな思いを抱ける人が日本人ではないのが、ちょっと残念な気もしますが、逆に言うと、まだ貧しい時代の中国に生まれ、時代の波に翻弄されながら封印(天安門事件)された留学先で起業し成功した宋文洲氏だからこその視点なのか、とも思います。
考えてみれば、何十年も昔の起業時には、松下電器もソニーもホンダもトヨタもすべてその時代的にはベンチャー企業であったわけですね。
今、この変化の時代、新たなベンチャーこそ日本の未来を約束してくれる鍵となるのかもしれません。
ただ、残念なことに、そういう大きな視点の持てる政治家が(ほとんど?)いない現在の、あるいは、財界にもいない(?)現在の状況が一番不幸なことなのか、と。
う~む。

投稿者 shoda T. : 2009年01月04日 18:02

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