2009年12月24日
株誤発注裁判で、みずほ証券、東証ともに控訴を決定。 | (ニュースの視点) |
22日、東京証券取引所は、株誤発注裁判でみずほ証券に対し約107億円の支払いを命じた東京地裁判決を、みずほ側が不服として控訴したことに対し、附帯控訴することを、斉藤惇社長が記者会見で表明した。
注)附帯控訴:控訴された側(東証)が、もともとの控訴(みずほ証券)に対して、自己に不利益な部分の変更を求めるもの。
東京地裁は4日に東証に107億1212万8508円の支払いを命じる判決を言い渡したのに対し、東証は14日には控訴見送りを発表したが、18日にみずほ証券が控訴を決めたことを受けて方針を変更した。
裁判は、2005年12月にジェイコム株の誤発注により400億円を超える損失を出したみずほ証券が、誤発注を取り消せなかったのは東証のシステムの不具合が原因だとして、東証に約415億円の損害賠償を求めたもの。
投稿者 shoda T. : 2009年12月24日 01:45
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