15日(米国時間)、米Apple社は韓国Samsung社がモバイル製品の Galaxy シリーズにおいて、Apple社の特許および商標を侵害しているとして訴訟を起こした。同シリーズの製品にはスマートフォンの『Galaxy S』やタブレットの『Galaxy Tab』などがある。
Apple社は「Samsung社の新しい製品が、ハードウェアの形状からユーザーインターフェース、そしてパッケージに至るまで『iPhone』と『iPad』によく似ているのは、偶然の一致ではない」と述べている。
他に、Apple はHTC社などを相手に特許訴訟を起こしている一方で、Nokiaから特許侵害で訴えられたりしている。
そのほか、Microsoftが Android搭載機を提供する米Google社の提携先を訴えたり、スマートフォン絡みでは攻守入り乱れての特許戦争がある一方で、Apple にとって Samsung は iPhone や iPad の部品供給メーカーでもあり、虚虚実実の駆け引きが行われているわけだ。