2007年01月 バックナンバー

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2007年01月31日

アデュー(日常非日常)

今月で30数年続いたひとつの火が消える。
思い入れはないけれど、感慨はある。
1970年に個人企業として始まった某社。以来30数年に渡って、少しづつ成長し大きくなって行った時期の方が長い。私個人としても会社としても、そのうち27、8年もの長きに渡ってあれこれ付き合いがあっただけに・・・

それにしても哀れなものだ。6、7年前に某社の傘下に入った時は、バブル終末の土壇場とは言え、それなりに期待もされていたのだろうし、何よりも創業者は分不相応なほどの創業者利得を得た。
しかし・・・バブルがはじけたことだけが理由ではない。買収先の思惑と、買収された側の実力のミスマッチが、結局のところ修復出来ないほどの結末へと導く原動力となったとはいえ、なんら利益に与らず、翻弄され続けた従業員こそ哀れ。
ふつうなら引導を渡した買収側が従業員の行く末を保障するものではないのか?
しかしこの買収元・・・所詮は宮仕えの親方日の丸的立場な人間ばかりなのか、消滅する某社の従業員にも引導を渡すことしかしないようなのだ。なんと言う世界、なんと言う結末なのだろう。

さて、僅かながらも明日から、うちとしても売り上げが減るわけだが・・・まぁ、それはそれでいいか。所詮あれこれ徒労に振り回されることの方が多かった20数年なのだし :-)

でもまぁ、面白いことに、企業としての存在は消滅してもドメインそのものは九月まで登録は残るようだ。社内に設置されたサーバがいつまでアクセス可能なのか知らないが、今はまだアクセス出来ている。
持ち主は消えてもドメインは残る。なんとも皮肉なことだ。

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投稿者 shoda T. : 22:15 | コメント (2) | トラックバック

2007年01月26日

Google AdSenseプログラムポリシーの謎(日常非日常)

まぁ、謎というほどのことでもないんだけど・・・

Google から「貴殿のサイトの Google AdSense 広告はプログラムポリシーに違反しているので、72時間以内に修正せよ。しなければアカウントを停止する」云々のメールが来た。
なんでも、広告のラベルが正しく表示されてないのだと言う。
たとえばこのブログのトップページの右下、AdSense 広告の上にアクセスカウンターを表示しているが、これが広告ラベルとして正しくないのだと言う。
おひおひ、だ(-_-;)
こんなもの、誰が見てもアクセスカウンターだし、AdSense 広告と何の関連性も、広告クリックを強要する意図も感じられないはず。
それにしても、Google の広告についてはあれこれ変な話が出回ってる。突然アカウントが剥奪された人も多い。今回の警告もこれに類するものかも、と思いながらも釈然としないものがある。

結局・・・「スポンサード リンク」というラベルが推奨されているので、一応抗議は抗議としてメールしておいて、ご覧のように推奨ラベルを追加しておいた。
ほどなく Google からは定型文の返事が来た。抗議に対しては何も触れていない。まるでロボットとしゃべってるみたいだな(-_-;)

Google のポリシーに従って、お客様のアカウントに必要な変更を加えていただ
きありがとうございました。お客様の変更により、Google AdSense での継続的
な高い広告効果を実現することができ、またお客様のサイトを利用するユーザー
には、一貫した利便性を提供することができます。

お客様のご理解に感謝いたします。

Google AdSense チーム

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投稿者 shoda T. : 18:56 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月25日

関東甲信越の21信金、ATMで10万円超の振り込みが・・・(ニュースの視点)

今年初頭より、各金融機関はATMで10万円を超える現金振り込みはできないようにしているが、信金東京共同事務センター事業組合が23日に公表したところによれば、関東甲信越の21信金のATMで1月7日から9日の10時6分までの間に、10万円超の振り込みが264件発生したという。

信金東京センターが運用する勘定系システムは2系統あるが、暫定的な措置として、1月4日から6日までは業務開始前に本人確認限度額を10万円に毎日設定、システムが問題なく稼働することを確認していた。
問題なかったため6日の夜間に限度額が常時10万円になるよう設定を変えたが、この時に片方の「2系」について変更し忘れたと言う。
実際は忘れたと言うより、担当者(センターと実運用に携わっているNTTデータの両方)がデータ一つ設定すれば2系統同時に反映されると勘違いしていたためという。

なんとも奇妙なテスト運用の仕方だけれど、テスト時は問題なかったのだろうか。同じ実動機を使ってのテストだが、おそらくテストは開発担当が、最終設定は運用担当者が行い、簡単な作業手順書のみで行なわれたためだろう。

なお、現金振込みの10万円までの制限は、一部で振り込め詐欺対策のためと報道されているようだが、本来は本人確認法施行令の改正を受けて金融庁からの指示によるもの。
この改正はマネーロンダリング防止への取り組みの一環として行なわれた。

それにしても10万円超の現金振込みが出来ない旨はATM等にも明示されているはずだが、いかに多くの人が「何も見てない」かと言うことの証左ともなっいる、3日弱で関東の信金だけで264件もの振込みがあったということは :-)

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投稿者 shoda T. : 22:26 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月20日

関西TVでまたもや捏造・・・納豆狂想曲の終焉?(ニュースの視点)

テレビ番組がきっかけで紹介された商品や関連商品がバカ売れすると言う現象が起き出して久しいが、年初からの納豆狂想曲・・・とんでもない結末を迎えたようだ。
なんと言うのか、ここまで徹底して「見てきたような」嘘を放送出来たとは、ある意味スガスガしさすら感じる :-)

1月7日(日)午後9時?9時54分放送の「発掘!あるある大事典II」第140回「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」におきまして、番組内容に事実とは異なる内容が含まれていることが判明いたしましたので、お詫びを申し上げます。視聴者の皆様の信頼を裏切ることとなり誠に申し訳ございませんでした。
視聴者の皆様へ 関西テレビ放送

あるある大事典そのもののホームページはこちらだが、問題の回の紹介ページは既に消されて見る事が出来ない。正直言って、この種のものは、返って消さないで残しておいた方が誠実だと思うのだが・・・

ただ、ネットの恐ろしさと言うことでもないが、まだ Google のキャッシュには残っているのでテキスト部分は見ることが出来る
ま、いつまで残っているかしらないけど(^^ゞ

1ページ目
2ページ目
3ページ目
4ページ目

ただ、毎回毎回のこの種の商品買占め騒動で思うのだが、どうしてこうも簡単にみんな引っかかって買いに走るのだろう?
今回だけでなく、納豆の効果云々についてはこれまでも「あるある大事典」だけでなく、NHKの「試してガッテン」などでもぁゃιぃ報道がされて来たのは周知の事実なのだが・・・

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投稿者 shoda T. : 23:11 | コメント (14) | トラックバック

2007年01月18日

2006年も音楽CD生産額は減少(ニュースの視点)

17日、日本レコード協会(RIAJ)は2006年通期のレコード生産実績を発表。CDやカセットテープなど、音楽レコード全体の生産額は3515億6400万円で前年比4%減。8年連続で減少となった。音楽ビデオのDVDは堅調で前年比5%増の558億2400万円。
以前のように、違法コピー等が売り上げに影響している云々等の主張はさすがに陰をひそめたもよう:-)
いわゆるミリオンセラーに認定された音楽CDは、シングル、アルバム合計7作品のみで前年の12作品をも下回っていることも音楽レコード全体の売り上げ減へ影響しているようだ。

一方、国際レコード産業連盟(IFPI)が17日(英国時間)発表した2006年のデジタル音楽市場に関する調査結果によれば、Webサイトや携帯電話を通じて販売されたデジタル音楽の売上高は推定20億ドルで前年の約2倍。デジタル音楽の売上高は音楽市場全体の約10%を占めるという。
日本レコード協会からは通年でのこの種のデータがまだ出てないので詳細は不明だが、2006年前期だけでも、インターネット・ダウンロード販売は金額ベースで前年度の5倍弱に増加しており、モバイル等も含めた有料音楽配信売上実績では前期だけで250億円程度(前年同期の1.7倍)。通期では明らかに10%を越していると思われる。

つまりはCDの売り上げこそ減っているものの、音楽市場全体ではヒット曲の少なさにも関わらず増加しているのではないだろうか。

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投稿者 shoda T. : 17:37 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月13日

4900件??寝ぼけてるん??読売さんよ?(日常非日常)

思わず目を疑ったよ。いまどき・・・

一方、ウイルス対策会社「シマンテック」(東京・港区)によると、欧州や米国などで少なくとも4900件のメール受信が確認された。同社は、「日本も含め、世界中でウイルス感染被害が出ている可能性が高い」と指摘している。
年賀装い新手ウイルス、世界で4900件確認 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

たぶん、Luder.A(F-Secure)とかDref-U(Sophos)、あるいはW32.Mixor.Q@mm(Symantec)やTibs.jyなどと呼ばれているウィルスの事を言っているのだろうけど、タイミング的に正月狙いだったというのはわかるが、それ以外に取り立てて突出しているわけでもない。
私的には6?8日くらいがピークだったと思うが、依然として Netskyの一部の亜種やMytobの一部の亜種の方がはるかに多い。
正月元旦に世界で4900件が確認されたと言うのも、なんだか細かい話で、なんでそれを10日以上もたった今日にニュースにしたのか・・・単なる埋め草?
いずれにしてもこのトンチンカンなニュースにはすっかり眠気を吹っ飛ばされてしまった感じだ(笑

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投稿者 shoda T. : 20:35 | コメント (1) | トラックバック

2007年01月11日

Blu-ray Disc も HD DVD も。(ニュースの視点)

次世代DVD規格として、Blu-ray Disc と HD DVD の対立は、その後も平行線のまま、統一される気配はないが、当初二派に分かれて対立していた陣営から、現実的な解決を目指す動きが活発になってきた。

まず、米Warner Home Video(HD DVD 陣営)は昨年春からHD DVDと現行DVD規格の両フォーマットを一枚にしたタイトルを発売しているが、米国ラスベガスで8日(米国時間)から開催された世界最大の家電見本市「2007 International CES」に合わせて、Blu-ray Disc と HD DVD の両互換ディスク「Total Hi Def Disc」(THD)を発表した。
構造的には両方式のディスクを両面貼り合わせにしたようなもので、ラベル印刷が出来ない点やコスト面などで、一般の反応は冷ややかなようだが・・・

一方CESでは、LG電子が Blu-rayとHD DVDの両方に対応したプレーヤとドライブを発表した。PC用のドライブではBDメディアへの書き込みも可能と言う。BDメディアのみなのは、LG電子は本来はBlu-ray陣営であるためだろう。

いずれにしても、将来は Blu-ray Disc でも HD DVD でもなく、新しい方式のDVDが両方式を駆逐するような気がするが、当面はメディア、プレーヤ双方からの現実的な両対応・・・あだ花に終わることはないように思える。

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投稿者 shoda T. : 23:49 | コメント (0) | トラックバック

Apple、コンピュータメーカを「廃業」。多難な iPhone など発表。(ニュースの視点)

9日(米国時間)「Macworld Conference & Expo/San Francisco 2007」が開催されたが、基調講演で米AppleのCEO(Steve Jobs)は、かねてから噂のあった「iTV」改め「Apple TV」と、iPod 携帯「iPhone」を発表した。
同日、同社は社名を Apple Computer から Apple に変更した。当日は、新OS「Leopard」などの話題もなく、PCもまた新機種の話題もないということで、同社が名実ともにパソコン・メーカからデジタル家電メーカへとシフトしていることを印象付けようとしたようだ。

Apple TV は40GBのハードディスクや無線LANを搭載し、iTunes Storeで購入した動画コンテンツなどを外部のTVで再生するためのセットトップボックスで、299ドルで2月に発売される。
iPhone は全面タッチパネル化した iPod に、PDA機能と携帯電話を統合したもの。先行する BlackBerry(カナダのRIM社)や Treo(Palm OS)、あるいは WindowsMobile(Microsoft)搭載のスマートフォンの一種だ。
発売は米国向けが6月で、4GBメモリー搭載のもので499ドル。当面、キャリアも米Cingularだけだ。
国内では唯一Willcom の W-ZERO3 などが該当するこの分野、iPhone として特徴的なのはタッチパネルを採用していることくらいで、いくら大言壮語のJobsとは言え、「電話を再発明する」とは呆れ果てる。

しかも、発売前から「iPhone」という名称自体にも色々とトラブルの様子。
元々iPhone と言う商標は米Infogear Technologyが持っていたもの。2000年に同社は Linksys(米Cisco Systemsの事業部門)に買収され、商標権もLinksysに移っている。
Linksys は昨年12月18日に iPhone の名称でIP電話機ファミリを発表しており、Apple がこの製品名を使用するには前途多難と言わざるを得ない。
Ciscoによれば Appleは過去数年にわたって商標の使用許可を要請しており、最近も両社間で広範な協議を実施したという。
しかし9日現在、AppleからCiscoへ何ら連絡はないという。

日本国内でも、英文綴りは違うが「アイホン」と言う商標はアイホン株式会社が持っており、テレビドアホンとして商品化されている。
商標問題ひとつさえクリア出来ていない状態での今回の発表だが、いくら強気の商売がお得意とは言え・・・当初「iTV」と言うコード名で知られていたセットトップボックスが「Apple TV」となったことと考え合わせると奇妙だ(「Apple TV」への改名が商標権絡みなのかどうかは不明)。

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投稿者 shoda T. : 12:46 | コメント (1) | トラックバック

2007年01月04日

NHKに捧げる歌(日常非日常)

基本的にTVは見ない日常なので全然知らなかったが、年末恒例の紅白何某たらいう番組で「全裸」事件があったという。
中身のつまらなさに腹の皮も捩れる思いがするが :-)
それに、これまではこういう話を後から聞くと想像するとか、知人で録画したやつはいないかと聞きまわるしかなかったのだが、ネット時代はありがたや、ありがたや、である。

しかしまぁ、そもそもNHKというだけで、誰も彼もなんで大騒ぎをするのだろう?
今回のことだって、NHKでなければ笑い話で済んだような気がするが・・・

それはともかく、そもそもNHKに何ほどの期待も思いも持たないものから見るとほんとうに不思議だ。
でも、日本で唯一の公共放送(という言い方も変だけど)、唯一の全国放送(これは確か)としてのNHKには色々と物申したいこともある。何よりも公共だの全国だのと言っていながら、番組内容に偏りがありすぎる。
でも今更でもないし、幸か不幸かこの辺りはNHKだけで生活して行かなきゃならない地域でもない。

なお、表題はすでに30年以上も前にそういうNHKの状況を喝破した歌のタイトル。特にオリジナルである、ピアノの弾き語りで歌う早川義夫の鬼気迫るアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」は、今もなお必聴の一枚だろう。

NHKに捧げる歌

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投稿者 shoda T. : 15:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月01日

あけました(日常非日常)

というわけで、おめでとうございます。

いやぁ、実際・・・何がめでたいんだか(爆
人生●十年も生きてくると、なんだか正月だからどうだなんて感慨は微塵もなく・・・って、若い頃も同じか(w
しかしまぁ、いちおうの区切り、節ということで、今年もよろしゅぅにお願いいたしますです。

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投稿者 shoda T. : 00:41 | コメント (0) | トラックバック