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2006年09月28日

非接触カード決済端末共通化へ・・・走った後で考える(ニュースの視点)

27日、電子マネーの代表的存在となりつつある Edy(ビットワレット)と Suica(JR東日本)それに携帯中心の iD(NTTドコモ)と QUICPay(JCB)が来年1月をめどに決済端末を共通化すると発表した。
一般には論評抜きに歓迎ムードで報道されているが、これほど奇妙な話もない。
Edy と Suica はあらかじめチャージしてから使うプリペイド、iD や QUICPay は後でまとめて銀行口座から引き落とすポストペイと、そもそも支払い方式が違うため、4方式を統一する(統一はあくまで端末のみ)のは画期的なこと・・・と思われるかもしれないが、実はいずれもベースになっているのはソニーが開発した FeliCa と言う非接触型のICカード(iDは携帯のみ)である。
しかも FeliCa がここまで普及したのは、ソニーが普及に力を入れたと言うことや競合システムと比べて処理速度が速かったということもあるが、いち早く非常に使い勝手の悪い FeliCa を採用し、ソニーに要求をぶつけることで自システムに適したシステムに改良した香港のオクトパスの功績が大きい。
ただ、オクトパスも FeliCa にとっては所詮は「ユーザ」であって、自システムとして必要な部分については積極的に改良に貢献したが、それ以外の部分についてはタッチしていない。そのため FeliCa には汎用システムとしてはアンバランスな部分も目立つ。

その典型が、FeliCa システムの上位に「被せる」ものに対するフレキシビリティと統合性だろう。ソニー自体も FeliCa 自体を使ってもらえばOKOKみたいなスタンスで臨んで来たところもあり(法的規制とも関係?)、その上に築かれたシステムがバベルの塔化しても「我関せず」。
はからずもそれが如実に表れたのが対応端末の共通性のなさだろう。
今回の端末共通化にしても、ベースとなっているのはすべて同じ仕組みの FeliCa 読み取り装置であり、違いはその上に載っているソフトのみである。
実際、ポストペイ系はともかくとして、プリペイド系に関してはソニーが出している「PaSoRi」と言うPC用の読み取り装置を使えばソフトを変えるだけでいずれのデータも読み取れるし、ソフトに関してはソニー製以外にフリーソフトさえ存在する。ポストペイに関しても、おそらくソフトだけで対応出来るはずであるが、ホストシステムとの通信が不可欠であるためサードパーティ製の対応ソフトは存在しえない。

逆の言い方をすれば、端末が共通化していないことこそ不思議な話で、ソニーが最初から FeliCa 部分と、その上位に位置するアプリ部分の階層化をきちんと設計し、端末の基本仕様を規定していれば、ソフト追加だけで、FeliCa ベースであれば、あらゆるカード/携帯に対応可能な端末を普及させることが出来たはずだ。しかも世はネットワーク時代・・・オンラインでのソフト追加更新も、セキュリティの面さえクリアすれば可能なはずだ。

それを普及期に入ってから端末共通化などと慌てふためくのは・・・非常に日本的で微笑ましいし、端末需要を掘り起こすと言う意味では非常に巧妙な景気刺激策なのか、と感心する :-)
で、実はこの話・・・伏線がいくつかある。まぁ、結局は大所高所からの戦略があってなのか?と言う疑問が限りなく・・・

今回の共通端末については、元々 iD と Suica で共通化の話し合いが行われており、それに他の二社が合流する形で今回の発表となった。端末そのものはJR東日本メカトロニクス(JREM)が開発、製造を行うと言う。ただし実際の開発製造をJREMが行うかどうかは微妙。なぜなら従来から自動改札等にしても、実際はオムロン等からのOEM品の組み立て・カスタマイズだけを行っている会社だから。
で、実は、同日にNECも複数電子マネー対応端末を発表している。構造的にはまさに上記のようなもので、当初6種類の電子決済アプリケーションを搭載し、その後はオンラインで追加したり削除したりすることができる。
ところでこの「6種類」だが、上記の4種に加えてSmartplus(UFJニコス)とVisa Touch(VISA)も入っている。JREMが採用する端末が同じものかどうかはわからない(オムロンあたりの開発品かも)。仮にNECのものだとすれば、今回の4社の協議にこの2社が加わってないのが奇妙だ。
まぁ、そもそもNECは住友系の企業だから、別途この二社も加えた可能性もあるが。

今回の端末共通化のもうひとつの(日本的な)奇妙な面にも苦笑せざるを得ない。つまり今回の共通化に名を連ねているのはいずれも東京を中心とした勢力(しかも某銀行系?)である点だ。見事なまでに、PiTaPaICOCA などの『地方仕様』は外された格好だ。PiTaPa はもちろん、SmartplusやVisa Touch(実質は三井住友主導?)もある意味で「関西系」だし。
今回の発表では「4社以外の決済事業者の参加も呼びかけていく」としているが、発表以前には声さえ掛けてないということか。
つまりは頭を下げてくれば入れてやってもいい、と言うことなのだろうか :-(

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投稿者 shoda T. : 11:22 | コメント (4) | トラックバック

ベクター、ウィルス感染でダウンロードサービス一時停止(ニュースの視点)

27日昼頃、ベクターは同社内ネットワークがウイルスに感染したことが判明したとして一時的にライブラリダウンードなどのサービスを停止した。
感染したウイルスは、PE_LOOKED.FQ(トレンドマイクロ社)などと見られており、EXEファイル感染を通じ、ネットワーク共有されたドライブのEXEファイルにも感染する可能性がある。そのため、公開サーバ上の公開ファイルにも感染している可能性が否定出来ないため、緊急措置として公開を停止した。

その後、ファイルの安全確認(非感染確認)を行いながら順次公開を再開しており、28日午前3時現在ではライブラリダウンロードの83%が再開している。

http://www.vector.co.jp/info/060927_system_maint.html

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投稿者 shoda T. : 08:11 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月26日

レノボ製PC用ソニーバッテリーにも問題が?(ニュースの視点)

レノボグループは、ソニー製バッテリーを搭載した同社製品「ThinkPad T43」が米国ロサンゼルス空港で発煙し火花が飛ぶ事故があったことを明らかにした。

16日、ロサンゼルス国際空港において、あるユーザーが充電完了後に航空機に搭乗した直後にThinkPad T43から煙が発生したため、機外に持ち出して煙や火花を消し止めたという。ThinkPadは製品により他社製バッテリーも採用しているが、事故のあった製品にはソニー製バッテリーを搭載していた。
現在調査中で原因は明らかになっていないが、デルやアップルの事故の際、ソニーは問題のバッテリーは両社以外には出荷していないことを明言しているため、他の原因である可能性が高いが、それにしてもソニー製であったからこそレノボも公表した?

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投稿者 shoda T. : 14:00 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月25日

秋らしくもないか(笑(日常非日常)

久しぶりの写真だけど・・・さて、何の花か?(^^ゞ

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投稿者 shoda T. : 00:25 | コメント (6) | トラックバック

MOON OVER the ROSEBUD(音楽)




だった。正式発表だ、間違いない(^^ゞ

しっかし「ゆうがたフレンド」はこれで四つのバージョンが出揃うことになるのか。
・4・30に・・・のやつ(T_T)持ってない
・iTunes Store バージョン[購入]
シングルバージョン
・DubMix

01.Cool Dynamo,Right on
02.果実味を残せ!Vieilles Vignesってど?よ! 
03.Rosebud Heights
04.WEATHERMAN
05.琥珀色の骨 
06.Dance Away
07.ワンピースを、Pay Dayに
08.Serenade and Sarabande
09.馬の背に乗れ 
10.11月の晴れた午後には 
11.腐った林檎を食う水夫の歌 
12.Vintage Wine Spirits,and Roses
13.When This Grateful War is Ended 
14.ゆうがたフレンド DubMix





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投稿者 shoda T. : 00:05 | コメント (1) | トラックバック

2006年09月23日

Moon Over the Rosebud(音楽)

なのか??

rosebud:
バラのつぼみ; 美少女

う?む。
マスタリングが終ったらしい。

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投稿者 shoda T. : 17:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月21日

自民党総裁に安倍氏(ニュースの視点)

20日、自民党総裁選挙が行われ、全体の66%を獲得した安倍晋三氏(52歳)が第21代総裁に選出された。
安倍氏は26日に召集される臨時国会において第90代の首相に選出される見通し。

安倍氏は戦後生まれとしては初の首相になる予定だが、二世三世が牛耳る日本の政界を象徴するようでなんだかなぁ、の展開である。二世三世が悪いとは言わないが、衆議院議員初当選から(日本の平均としては)わずか13年で総裁・首相になれたのもそういうバックがあればこそだろう。良い悪いはともかく、たとえば田中角栄が首相に登りつめたような手腕もカリスマ性も何もないただのボンボンに見えるのに・・・ともあれ、この時代を反映しているのだろうか。
それにしても戦後60年・・・ケネディ(43歳)やブレア(43歳)と比べるのもなんだが、52歳で「戦後生まれで初」とは寂しいことだ(-_-;)

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投稿者 shoda T. : 19:43 | コメント (0) | トラックバック

冬来たりなば(本)

オリオンのことを書いていて、ふと思い出したのが、表題のような題名のSF短編。
あるいは「春遠からじ」だったかも・・・
これは小松左京のショートショート(ジュブナイル)で、さしてストーリーと言うほどのものはないのだが、遠未来の氷河期の物語。
子供たちが遠足で向かう先は「春の館」と言う、一種の博物館なのか科学館なのか、そういう施設。そう、氷河期と言うのがポイントで、そこは永遠の春を展示しているわけだが、実際の外部は永遠の冬で、子供たちは春と言うものを知らない・・・「冬来たりなば春遠からじ」・・・ではないわけだ。

この小説は、たぶん私のSFの原体験と言ってもいい気がする。少なくとも小松左京との出会いであったのは確か。さしてストーリーはないけれど、強烈な印象を与えられた作品である。
と言っても初めて読んだSFではない。初めてSFと意識して読んだのは、題名は忘れたがフォボスとディモスを巡るロボットの活躍を描いたジュブナイルで、単行本だった。従兄弟か誰かのお下がりだ。しかしまぁ、さして深みのある作品でもなかったし題名も中身も全然憶えていない。

それに比べて、小松左京の作品は強烈に印象に残っている。
実はこの作品が一番インパクトがあり記憶に残っているのだが、他にもいくつかショートショートがあった。その年、小松左京は学習研究社の「科学」にジュブナイル・ショートショートを連載していたのだ。
ただ、小松左京ホームページなど、ネットで検索してもこの事実を確認することも、作品の存在さえ確認することが出来なかった。
『冬来たりなば』と云えば、星進一の有名な作品があるが、こればかりが引っかかる orz
ふ?む、こんなステキな作品群が歴史から葬り去られているとは、少し寂しい気がする。

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投稿者 shoda T. : 19:19 | コメント (0) | トラックバック

NTT東、IP電話の発信を50%規制(ニュースの視点)

連休明けの19日?20日にかけて、通話量増大でつながりにくくなっていたNTT東日本のIP電話サービス「ひかり電話」だが、ネットワークの負荷を軽減し、安定した運用を維持するため21日も発信規制をしていることを発表した。
規制を始めたのは午前9時4分ごろで、ひかり電話からひかり電話以外への発信について通話の規制を開始した。このときの規制率は約20%。続いてひかり電話以外から発信し、ひかり電話へ着信する通話も制御を始め、午前9時40分の時点での規制率は約50%だと云う。
NTT東日本では「通話の集中が緩和されることで、徐々につながりにくい状況は解消されるはず」としている。

NTT東日本のひかり電話は6月末で73万回線(現在は約80万回線)の契約があると言うが、それに見合っただけの設備や、アナログ回線へのゲートウェイが整備されているのだろうか?
IP電話のトラブルは、今年初頭?春にNTT西日本でもあったが、あの時は機器の故障や、データベースのトラブルが原因だった。
それに対して、今回のNTT東日本のケースは、まだ原因は究明中ではっきりしないが、基本的には故障等ではなく輻輳(ふくそう)、つまり発信数増大によるもの。
現在判明しているところでは、19日の障害は法人向けの「ひかり電話ビジネスタイプ」の加入者系呼制御サーバーに通常の日の三倍の「呼」が集中して不安定化。それにつられ上位の中継系呼制御サーバーまで不安定になったという。
一方、20日は個人向けのひかり電話の中継系呼制御サーバーが突然動作不安定に陥ったのが引き金となったようだ。いずれの場合も、なぜ不安定になったのか、今のところ原因は不明だという。

呼制御サーバが不安定化した理由がバグによるのか仕様的な原因があるのかわからないが、「呼」の予想以上の増大が原因であるのは間違いない。それはNTT東日本としても認識しており、だからこその発信規制なのだろう。
いずれにしても、一方で積極的な「販促」を行い、ユーザをIP電話へ勧誘しておきながら、設備がそれに追いついてないのは明らか。その上、想定数以上の発信が発生すると不安定になってしまう脆弱なソフトウェアの問題もありそうだ。
NTT東日本は知らないけれど、NTT西日本の広告や代理店等の電話攻勢などから類推すれば、直接間接に営業に使われれている費用は半端な額ではないと思う。実際ににどれくらいの費用をかけているのかは知らないが、それに見合っただけの費用を、設備やソフト開発に使っているのだろうか?疑問だ。

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投稿者 shoda T. : 16:28 | コメント (7) | トラックバック

2006年09月20日

東芝もノートPC用電池モジュールを回収(ニュースの視点)

デル、アップルに続いて東芝は19日、同社製のノート・パソコンのソニー製Liイオン2次電池モジュールを無償回収すると発表した。
回収するのは今年3月から5月に製造した Dynabook やSatellite シリーズ8機種のうちの一部で、ごくまれに充電または放電できなくなる問題が起こることへの対処。デルやアップルと異なり、セルそのものの問題ではなく、2次電池モジュール内で採用した絶縁紙に酸性の物質が含まれていたことが原因で、発火する恐れはないと言う。
3社はいずれもソニー製の電池だが、ソニー製以外でも、8月31日には、松下電器産業が同社製ノートPC「Let's note」シリーズの一部の機種でバッテリーパックの交換を発表している。ただし、バッテリーそのものの問題ではなく、落下等でバッテリーパックのラッチ部分が破損し稀にバッテリーパックに発熱・変形が生じる場合があることへの対策としている。
発表内容から類推するのは危険だが、松下にしても東芝にしてもかなり稀なケースに対するもので、もしデルの発熱問題があれほど大事件とならなければ、そのまま見過ごされていたことだったかもしれないと思われる。
いずれにしても、今回の東芝のリコールでもソニーの負担はかなりありそうで、またしてもソニーの失点が増えたかっこうだ。


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投稿者 shoda T. : 20:38 | コメント (0) | トラックバック

オリオンまたたき(日常非日常)

 ふと振り返るとそこには夕焼けがありました♪

と言うのは友部正人の「一本道」の一節だが、夜半過ぎ満天の星を仰ぎ見ながら、ふと東を振り向くと、もうオリオンが昇って来ている。
こうしてまた冬が来るのか。

 これがオレ達の世界♪
 たおやかに揺れる世界♪
 輝く三つ星はオリオン♪
 すべては恩威のために♪
     by PANTA(オリオン頌歌第2章)

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投稿者 shoda T. : 01:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月16日

ええわ・・・SHAKE THE MUSIC(音楽)

#ちょい書きかけのものを改題(^^ゞ

BS朝日とGyaOのコラボレーションで、「SHAKE THE MUSIC LIVE」と言うライブが定期的に開かれているが、この映像が両メディアで放映される。特にギャオは期間限定だが無償でネット配信されるので、時々観る(と言うか、観る暇ないので取り敢えず・・・なのが多いが:笑)。
一回ごとの出演者は、売り出し中の若手とベテランが2、3組ずつ組み合わされているので、客席も両者のファンと思しき人々が混在していて面白い。
ムーンライダーズが出た回のは観た。実はこれもMRの出てる部分は全部観たが、他の出演者は途中で「ええわ」と思ってしまったケースが多い。
この場合の「ええわ」はもちろん否定的な意味(w
MRも、実は慶一君の声があまり良く出てなくて、あまり良い出来ではないが、まぁ動く姿が観れるだけで許す(笑

他の回は、1,2回分しか観てないが、やはり途中で「ええわ」(否定的)となったアーティストが多くて・・・スキップスキップ(笑
どうも歳取ったせいか保守的になっているのかなぁ、とも思うが、それだけではない、と思いたい(ぉ
実際、昔のバンドで近年になって再結成したとか言うバンド(敢えて名は伏す)にしても、リードギターの下手さとか、ボーカルのキーが往年より低くなっているのとか、そんなことばかりが目だって痛々しく・・・って偉そうだな(苦笑
某有名な美声歌手にしても、寄る年波には勝てない風で、声の張りも落ちてるような気がしたし、なにより歌に勢いがない。
一方の若手も、感想コメントがダントツ多い某バンドにしても、どこが素晴らしいのかさっぱりわからんかったし、若さに乏しい気がして痛々しい。
ラップやってる連中にしても、ソツなくサマにはなってるが、それだけで、毒も何も感じられない(毒のないラップなんてラップじゃないと思うし・・・)。

先にも書いたように、MRも決して良い出来ではなかった。相変わらず勢いだけで突っ走る良明ボーカルは言うに及ばず、慶一君のボーカルも一段とキーが低くショボさだけが目だったし。
それでも贔屓目に見て(ぉぃ)若手の演奏よりずっと良かった(^^ゞ

話は逸れるが、年取るとキーが下がるのは仕方ないのだろうか?
キーが低くなること自体はそれほどハンデではないと思う。実際、たとえば早川義夫なんかは若いときに比べると別人と見紛うほどキーが低くなっているが、歌の力は衰えてないし中年のいやらしさが加わってますます意気盛んだ。
ま、個人的には若い時のあの突き刺すような張りのある高めの声の方が好きだけれど、それはまた別のこと。
でもパンタや中山ラビなんかのように若いころと変わらず声の出ている人もいる。いや、声はそのままで艶や豊かさすら増してるような気がするが、ああいうのは例外的なんだろうか?
ずっとやってるかどうかは関係ないだろう。ラビは十年以上のブランクあるし・・・で、ハタと気付いたのだが、アルコール?
うむ、それはあるかもしれない。PANTAのキーが落ちないのは・・・大いに関係あるかも。あぁ、でもラビは関係ないな。あの人はお酒好きそうだし(笑

ま、それはともかく・・・
まだ二、三回分観ただけなので結論は早計だが、どうもねぇ、ことごとく古い人は言うに及ばず、若い連中にしても「ええわ(否定的)」と言う感じなんだなぁ。
最近は好みのアーティスト以外はあまり見聞きしなくなってしまっていて、世間の流行には疎いのだが、たまにこうして観て・・・やっぱり観なくても正解だったのか、なんて思うのはさびしい限りだ。歳のせいで保守的になっているのか、といわれそうだが、それだけでもないと思うのは手前勝手な解釈だろうか?
ま、私自身の好みが流行のものとは相容れない部分が多いと言うこともあるのだろうが・・・

という風なことを思いながら漫然と観てると、いきなり飛び込んできたのが、やたら元気の良い女の子のデュオだ。
全然知らなかったのだが、アナム&マキと言うらしい。
これがなかなか良い。個性的だし、何よりも二人の(音楽的な)掛け合いが面白い。
久しぶりに「ええわ?」(肯定的)と思った。
全体的に、ちょっと中島みゆきとか中山ラビっぽさを感じたりするが(特にマキの方)、もちろんマネとか似てるとか言うのではない。そこはかとなくそういう雰囲気が染み出してくるのだが、演奏自体はダイナミックで個性的で誰にも似てない。
なかなかアナーキーで奔放アバンギャルド。なかなか面白いデュオだ。

ま、それはともかく、知らなかったのは私だけなのかもしれないが、久しぶりにもっと聴いてみたい、そう思わせられたのが唯一アナム&マキだったと言うのはさびしい限りだ。
その後に出て来たアーティストが一段と色あせて見えたのは彼女らのせいだけではないだろう、と思う。
それにしてもこの番組、ほんとに同窓会的などうでも「ええわ」な演奏が多すぎる。

海外ではローリングストーンとかを例に出すまでもなく、歳取っても意気盛んで、それに見合った声と演奏を聴かせるミュージシャンも多いから、日本は特殊なのか、とも思ってしまう。
Bruce Cockburn なんかは、今回のアルバムじゃ、なんと歳がいもなくファルセットにまで挑戦している。
この番組とは関係ないが、前にもちょっと書いたけれど、DTBWが復活ライブをやった時、その日の朝に初めて顔合わせ、一回こっきりのリハーサルで本番に臨んだ、と言う話を読んで呆れ果てたのだが、いくら同窓会気分でも、プロとして金を取るのなら、それなりの事はしろよ、と思うのは私だけではないだろう。
SHAKE THE MUSICに出ている人たちにしても、どれだけリハや練習に時間を費やしてるのか知らないけれど、特にベテラン系のミュージシャン・・・あまりに真剣味が足りなさすぎと言う気がするのだが、どうなのだろう?
精一杯努力していても、あの程度と言うのなら、それはそれでまた寂しい限りだ。そういう人たちにはマッカーサーの言葉を進呈してやりたい気分だ(-_-;)

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投稿者 shoda T. : 21:20 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月15日

ゆうがたフレンド先行発売(音楽)

ムーンライダーズの30周年記念曲(と言って良いのか?)である「ゆうがたフレンド」だが、シングルリリースは9月27日となっていた。
ところが、mixi  なんかの情報によれば、すでに iTunes Store で販売されていると言う。



ムーンライダーズ -『ゆうがたフレンド』購入 ⇒ ムーンライダーズ - ゆうがたフレンド - Single

これかぁ。
う?む、どっちみちシングルにはこの曲しか入ってないようだし・・・悩むとこだなぁ。








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投稿者 shoda T. : 21:15 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月14日

ガソリン泥棒の顛末・・・(ニュースの視点)

しっかし・・・間抜けやなぁ。

新潟県警五泉署は14日、盗んだガソリンの量をライターで確認しようとして誤って引火、倉庫などを焼いたとして、窃盗、重過失失火の疑いで五泉市の無職の男(58)を逮捕した。

盗んだガソリン確認にライター…引火し重度のやけど

なお、事件そのものは5月13日のこと。その後、重度のやけどのために8月まで入院していたため、逮捕が遅れていたもよう(笑

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投稿者 shoda T. : 18:40 | コメント (0) | トラックバック

孫Softbank とApple 提携の『画期的』成果(ニュースの視点)

13日、ボーダフォン(10月1日からソフトバンクモバイル)は同日発表された米Apple Computerの携帯音楽プレーヤ iPod nano(2GBモデル)とシャープ製端末 705SH をバンドルした『スペシャル・パッケージ』の販売を開始した。
かねてより、ソフトバンクはAppleとの提携を発表しており、いずれはiPodを内蔵した携帯端末を出すのではないかと噂されているが、現在の計画では来年にずれ込むのは必至で、それまでのつなぎとしての「苦肉の策」であると見られる。
なお、ボーダフォン自体は「ソフトバンクとアップルの提携第一弾というわけでなく、今後の展開は未定」と否定している(と言うか、わざわざ否定せざるを得ない時点で・・・)。
また、孫氏自身が、今回の一連のiPodやiTunes Store関連についての米Appleの発表会会場に(聴衆側として)出席していたと言う報道もあり、相変わらず謎に満ちている。

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投稿者 shoda T. : 18:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月13日

iTMSの終焉・・・映画、ゲームも扱う iTunes Store へ(ニュースの視点)

12日、Apple ComputerはiTunesのメジャーアップグレード(iTunes 7)を実施、それとともに iTunes Music Store(iTMS)の名称を当初の予想通り iTunes Store に変更するとともに長編映画やゲームのダウンロード販売も開始した。
ゲームのダウンロード購入は日本のストアでも可能だが、ダウンロードしたゲームは新発売の第5世代iPodでのみ利用可能(PC等でも不可)。
一方、長編映画については日本のストアでは購入出来ない。解像度は640×344(?640×480:アスペクト比による)ピクセルで、QuickTime 7.1.3(最新版)でしか再生出来ない(iPodでは可能?)。
同時に発表された情報によれば、テレビで視聴可能にするための製品(開発コード名「iTV」)を2007年第1四半期に発表する予定とのことだ。

開発中の製品の詳細を公表するのは、アップルとしては異例のことだし、対応機器を未発表のままダウンロードサービスだけが先行するのも異例だ。
動画のダウンロード販売等については、Google 等の参入など、アップルとしては後手に回っているため、牽制の意味があるのだろうか・・・コンテンツについても、今のところ関連会社化しているディズニー(Pixerを含む)のものしかないなど、音楽配信では一人勝ちの状況を作りだした勢いを持続することは難しそうだ。

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投稿者 shoda T. : 22:23 | コメント (0) | トラックバック

磁気ディスク50歳(日常非日常)

スラッシュドットによれば、世界初の磁気ディスクを接続したIBMの『IBM 305 RAMAC』コンピュータが出荷(あるいは発表?)されたが1956年9月13日だと言うから、今日で50年。
実際の写真はここにあるが、この後ろに鎮座しているキャビネットがその磁気ディスクシステムであり、真ん中の円筒状のものが磁気ディスクだ。
見ればわかるとおり・・・って数値まではわからないだろうけど、24インチのディスクが50枚搭載され、トータルで約4.4MB。単位に間違いはない。MB(メガバイト)である(笑
もっとも、当時のIBMはバイト単位ではなく、キャラクター単位なので、正確に言えば7ビットワードで500万文字である。

一方、現在汎用の3.5インチタイプの最先端のドライブは500GBと言うのが出ているから、50年で約12万倍以上に進化したことになる。

そういえば、大学生のころ使っていた(もちろん、研究室で、だけど)ミニコンにつながってたディスクはカートリッジ式で2MBちょっとだった。大きさも、カートリッジ本体が12インチくらいはあったと思う。
その後、大容量のもっと大きなカートリッジ式がお目見えして、たしか100MBだったか・・・当時は2MBでも無限の広大さに思えたものだが・・・今やメモリーでさえ、100MBなんて言っても誰も見向きもしない(笑
さて、それに見合っただけの進化がソフトにもあったかと言うと・・・やはり心もとないのだなぁ、これが。
ま、GUIやエラーチェックなど、付随機能としてはそれなりに進化しているわけだが、基本的な機能面や性能面でどれだけ進化したのか、と言うと・・・やれやれ。

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投稿者 shoda T. : 21:07 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月11日

9・11(日常非日常)

また巡ってきたこの日。
もう・・・5年も経ったのか。

今秋、デビュー30周年記念盤を出すムーンライダーズだが、前々回のリリースアルバムに当たる「Dire morons TRIBUNE」の録音をしていたのがちょうど9.11前後で、そのため事件に呼応しつつ時代を反映したヘビーなものとなったのは今もなお記憶に新しい。
不思議なものだ、それから5年。今度は5年目を総括するようなアルバムを出して来るのだろうか。

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投稿者 shoda T. : 06:35 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月09日

重陽(日常非日常)

9月9日は重陽の節句である。菊の節句とも言う。
奇数月の月名と同じ日はそれぞれに節句になっているけれど・・・1月、3月、5月、7月、なぜか重陽の節句だけは日本では何もない。不思議だ。

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投稿者 shoda T. : 06:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月08日

立体(日常非日常)

先日から工事していた玄関口の自転車置き場が完成した。
マニュアル式二段の立体駐輪場である。
今までと違って、一台づつ置く位置も決まってるし、上段に上げるには・・・どうすれば良いかわからない人もいるだろうし、置ける実台数は少なくなってるんじゃないかと思うんだけど・・・さて、どうなるだろう?(^^ゞ

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投稿者 shoda T. : 11:58 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月04日

裏も表も(日常非日常)

工事中(T_T)

隣の回生病院が新大阪方面へ引越したのは去年だったか書いたと思う。
その跡地に近鉄の高層マンションが出来ることになり、現在解体工事中なのは書いてないか。
どうやら解体工事も本格化してきたようで、金曜などは雷と間違うような音もしていた。今日は少し静か??
と思ったら、このマンションの入り口でも工事が始まった。
ほこりが凄いので窓も開けられない。だいぶ涼しくなって来たので、開けなくても大丈夫かなぁ。ちとウザい。

入り口での工事は、だいぶ前から懸案になっていた、自転車置き場の改修工事のようだ。
自転車置き場があるのに入れない人が多いし、もし全部入れたとしたら明らかにパンク状態だし・・・どっちにしても入り口付近は自転車が散乱状態なのはかなり前から(-_-;)
さて、どんな風に改修するのか知らないが・・・少しは玄関口もすっきりするんだろうか?

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投稿者 shoda T. : 10:13 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月03日

ゲド戦記(日常非日常)

書かないでおこうと思ったけど、ここまでちょーはつされたらなぁ。
いや、誰も挑発なんかしてないって(笑
儲かると思うからヨイショしてるんだろう。先行で情報も流しているんだろう。
でもなぁ・・・
Tower や HMVのオンラインショップに比べると新譜予約情報のなかなか出てこないアマゾンだ。それが、まだ予定もなにも決まってないDVDの情報どころか、レビューまで掲載。たいしたもんだ。
しかも、このレビューの中身が・・・

結末を含め、いろいろと突っ込みどころはあるが、巨匠の息子の初監督作として温かく見守りたい作品である。(斉藤博昭)

「暖かく見守りたい」だって?
「巨匠の息子」だから???
あきれた(-_-;)


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投稿者 shoda T. : 17:58 | コメント (1) | トラックバック

9月の海はクラゲの海(日常非日常)

 ♪僕のことなにも話さずに
 ♪僕のこと全部伝えたい

九月になった。
と思ってるうちに、あっと言う間にもう三日。
う?む(-_-;)

そういえば、某氏のブログで九十九里浜あたりまで行けば、お盆が過ぎてもクラゲは出なくて、快適に泳げるという。
う?む。
日本も広い。

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投稿者 shoda T. : 02:38 | コメント (1) | トラックバック