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2006年07月30日

ネット・ラジオ(音楽)

昨日に続いてWFUV の話。
残念ながら今朝のライブ中継は音質良好とは言いがたかったが、演奏部分はけっこう良く聞えて、久しぶりの生エディを堪能(笑

それはともかく、このネットラジオ(と言うか実際のFM放送も行われてるわけだが)は、リアルタイムで放送を流しているだけでなく、アーカイブ機能もあって、過去の放送も聞けるという、至れり尽くせりの感涙もの。

当然「Edie Brickell」とか、あと幾つかのキーワードを試してみた。
CDをかける番組もひっかかるのだが、けっこうインタビューとかスタジオライブもあるんだなぁ、これが。ほんとに凄い。

Edie Brickell だと、2003年10月22日のスタジオインタビュー(演奏も・・・)とか、2004年4月のライブ中継(Joe's Pub in Manhattanから)なんてのもあった。ひぇーー

もっとびっくりしたのは、Hothouse Flowers のフロントマン・リアムオマンリーのインタビューとソロ演奏
これって既出ですか?>>関係者一同

2005年2月20日の放送で、ぜんぜん聞き取れてないけど、「Into Your Heart」の曲についてあれこれしゃべってるし、ソロ演奏もその中の曲が中心。

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投稿者 shoda T. : 14:05 | コメント (1) | トラックバック

ネット・ライブ(音楽)

何度も書いてるような気がするけど、ネットには国境はない。それにも関わらず、日本にはJASRACと言う非関税障壁が・・・・
だから近くの親戚より、遠くの他人・・・なんのこっちゃ(笑

前振りはこのくらいにして、なんと!である。南都!ではない、と言う寒いギャグは捨ててOK。
この前から何度も書いてるけど、Edie Brickell and New Bohemians の新譜が出て、それにあわせてNYはセントラルパークでフリーコンサートが開かれる。いや、「た」か。当然・・・行けなかった(涙
おまけに新譜もまだ入荷してなくて聴いてないんだけど(涙

その翌日、つまり・・・日本時間だと30日の9時くらいになるらしいが、マンハッタンのCutting Room と言うライブハウス(?)でライブがあるらしい。またしても行けないじゃないか、と。
ととととっとと・・・思ってたんだけど、チケットは?主催者は??と変なのだ。「WFUVの主催だからWFUVに問い合わせろ」としか書いてない。
ふ?ん、WFUVって何や??

検索して見つけた。
http://www.wfuv.org/

FM放送らしい。しかもFordham Universityと言う大学がやってるらしい。
>>WFUV (90.7 FM, wfuv.org) is a non-commercial,
>>listener-supported public radio station,
>>licensed to Fordham University for nearly 60 years.

パブリックラジオ?
しかも60年??
さすがラジオ王国のUSA。
さらに驚いたことに、ほとんどすべてネットでも流しているのだ。一部カットしているものがある、と断り書きがあるのだが、これは著作権絡みの米国の法律に則ったもので云々。放送出来ないのは、CDを丸ごと流している場合。選曲している場合はもちろんOK。JASRAC・・・・

と、それはともかく、Edie Brickell のライブだが、WFUV主催と言うことは・・・そのまま中継放送されるのだ!!!
しかもネットにも中継されるらしい。30日午前9時。
チャネルを合わせろ!(笑

Windows メディアプレーヤー

WinAmp, iTunes, Real, QuickTime・・・

素晴らしい時代になったもんだ(^^ゞ

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投稿者 shoda T. : 02:23 | コメント (0) | トラックバック

時代は変わる・・・Pentium からDuo へ。(ニュースの視点)

27日、インテルはパソコン向けデュアルコア・プロセサ「Core 2 Duo」と「Core 2 Extreme」を正式発表した。
Core 2 DuoはデスクトップPC向けの製品4種類とノートPC向けの製品5種類で構成する。一方のCore 2 Extremeはデスクトップ・ハイエンド機を想定した製品で1種類のみ。

従来のノートPC向けマイクロアーキテクチャ(CPU内部のロジカルな構造)は、消費電力の低減を目指した Baniasで、デスクトップ向けは動作周波数を高めて処理性能を追及する設計の NetBurst と使い分けてきたが、特に最近の NetBurst では性能優先の結果、消費電力の問題に頭を悩ませていた。
Coreマイクロアーキテクチャはデスクトップ向けとノート向けプロセサの統合を目指したもので、処理性能と消費電力のバランスを念頭に置き開発されており、大幅な変更が加えられている。

サーバー向けの Xeon はすでにCoreマイクロアーキテクチャに移行済みで今回のCore 2 DuoおよびExtremeの投入で、サーバーからノートPCに至るすべてのプロセサが Coreマイクロアーキテクチャに移行することになる (製品系列の全く異なるハイエンド・サーバー向けのItaniumは除く)。
これで Pentium シリーズは名実ともに完全に終了することになる。

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投稿者 shoda T. : 00:38 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月28日

有効期限・・・それで良いの?(日常非日常)

#「冴えたやり方は・・・」と言う設計思想などを扱うカテゴリがあったんだけど、どこやったか忘れたので、とりあえずここで(^^ゞ

具体的なことを書くと、どこかで差し障りがあるかもしれないので、ぼかした話になるが、最近(でもないか)経験している妙な仕様について。
あれこれ有効期限のあるものって色々あると思うが、ここはソフトな話。
ソフトで有効期限と言うとシェアウェアの試用期限とか、アンチウィルスソフト等、データ更新が伴うソフトなどを思い浮かべると思うが、その類ではない。
と言って特殊なメーカや市場に限定的な話でもなく・・・と言うと、ある程度は想像もついてしまうかもしれないが、まぁ、それはそれ(笑

そのシステムではネットを介して(だと思うのだが)有効期限の認証を行う。だからまさかそんな事が可能だとは思わなかったのだが、それはそれ、何事もチャレンジ精神は大切なのだ(ぉ
シェアウェアなんかの試用期限チェックでたまに有効な抜け駆け法として、PCの時計を遅らせてしまう、というのがある。
つまりはソフトをだますのである。まだ期限にはなってないよ、と。

と、ここまで書けばわかるだろう。
件のシステム・・・ネットを介して認証してるはずなのに、なんと!
PCの時計を遅らせると、まんまとだまされてしまうのだ。
当然、認証サーバには正確な時計があるはずなのに、その時計は使わずに、クライアント側(つまり今の場合は私のPCだが)から申請した時刻を使って有効期限が切れてるかどうかをチェックしている・・・そうとしか思えない。なんとお人よしな認証システムなことか。
そんなんで良いのか??>設計者

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投稿者 shoda T. : 18:47 | コメント (1) | トラックバック

2006年07月25日

米AMD、54億ドルで加ATIを買収(ニュースの視点)

24日(現地時間)、米AMDはカナダのATI Technologiesを総額約54億ドルで買収する計画を発表した。42億ドルを現金で、残りを自社の株式5700万株で支払うと言う。
ATIはRadeonシリーズなどのグラフィックスチップ(GPU)の他、近年はPC用のチップセットの開発も手がけている(製造工場は持たない所謂ファブレス)。
AMD用のチップセットとしては、nVidiaが最大手だが、AMD自身が(ATIブランドを残すとしても)チップセットまで手がけることで、業界地図が塗り替えられるのは必至。
また、ATIがインテルから供与されているインテルバス関連のライセンスが今後どうなるのか、ATIとしてインテル用のチップセットも今後開発を続けるのかも注目されている。
今のところ、当面はATIブランドはそのまま残るようだが、今回の発表や質疑応答では、既存の製品群については当面現状維持と言うことだけで明言は避けている。
また、ATIのチップについては、これまで同様にファウンダリ(IC製造専業企業)を使っての製造を継続するようで、AMD本体では手がけないもよう。
と言うことで買収による当面の目標は、AMDのCPUとATIのGPUをワンチップに集積した新たな製品ライン構想のみが先行しているようだ。
インテルがCPUとチップセット、および無線LANチップを組み合わせた「Centrino」や「Viiv」などのプラットフォームへの移行を強力に進めて、PC用のプラットフォームの囲い込みに注力している中、AMDとしてはCPUとGPUを統合したチップにより、モバイルや家電等の組み込み市場を中心に狙いを定めていくのだろうか。

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投稿者 shoda T. : 17:40 | コメント (0) | トラックバック

主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。(スパム・あれこれ)

最近はあまりまじめに(?)ウォッチングしてなかったけど、ふと目に留まったこれは最近の最高傑作かもしれない(爆笑
しっかし・・・オオアリクイ狩で莫大な財産ですか、なるほどねぇ。
#れいによってこれも送信時刻が入ってないです。送信元はフリービットのユーザみたい。

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Subject: 主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。

いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。

自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、
それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。

一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、
身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。

主人の残した財産は莫大な額です。
つまり、謝礼は幾らでも出きますので、
私の性欲を満たして欲しいのです。

お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと
考えています。連絡、待っていますね。

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投稿者 shoda T. : 08:42 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月20日

背に腹を代えたのか・・・パロマの不正改造疑惑。(ニュースの視点)

パロマ工業製の瞬間湯沸かし器で一酸化炭素中毒による事故が相次いだ問題で、当初、第三者による不正改造で安全装置が無効化されたのが主因として責任回避を強調していたパロマだが、次第に顛末が明らかになりつつ・・・一転して責任を認め、一斉点検や対策に本腰を入れることを表明するとともにパロマ工業社長が引責辞任するなど、パロマ自体の責任問題が問われる事態となってきた。

当初、死亡事故を含む一連の事故の大半は不正改造によるものとしていたが内部資料が明らかになるにつれ、不正改造によるものは半数程度で、他は制御装置そのものの故障が原因であることが明らかになりつつある。さらに、不正改造についても、パロマ自身が深く関与していた疑いが濃くなりつつあり、雪印、三菱自動車等に続く組織ぐるみでの不祥事となる可能性が高い。

そればかりではなく、事故発覚後の対応のまずさなど、松下の鮮やかな対応の後だけに、他山の石と出来なかったパロマの体質も問われることとなった。
そもそも不正改造が行われたのも、制御装置の不具合(設計不良か製造不良)が多く、予備品の在庫が尽き製造が間に合わなくなったのを補うためであったようだ。
一種、緊急避難的措置として考えられたものが、そのままアフターフォローもなく恒常化してしまったところに原因の大半があるようだ。
また、制御装置の動作保証環境が10℃?50℃であるにも関わらず、北海道などの寒冷地でも積極的に販売された事などが事故を増やす遠因となった。

しかし、製造担当のパロマ工業の社長(販売元で親会社のパロマの会長を兼任)は辞任するものの、後継者であるパロマ社長(パロマ工業社長の長男)はそのまま留任するなど、どこまで本気で責任を取るつもりなのか怪しい面も多い。
一連の事故や不祥事がトップに伝わらなかったのも、トップの意に沿わない行動が取りにくいとか、ネガティブな情報は上部へ上げにくいなどの企業体質があったためと言われ、同族経営の弊害を指摘する声もある。

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投稿者 shoda T. : 20:36 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月17日

JASRAC -- 怠慢なのかそれとも?(日常非日常)

書こうと思ってなかなか書けなくて、少し前の話になってしまうが・・・
ある人がブログで公開する動画(携帯で撮影したもの)用のBGMとして、とあるアーティスト(インディーズ)の楽曲を使用したくて、アーティスト側からの了解を得たが、アーティストがJASRACと契約しているために、JASRACを経由しなければならず、申請した。
詳しい経緯などはこちら⇒ 映像ブログ携帯の旅|MHzの方舟2.01『JASRACとの契約』

この人、今回の目的や申請は個人としてのものだが、CM制作会社に勤めているようで、全くの素人と言うわけではないようだ。
それはともかく、この申請は却下されたようだ。⇒ 『JASRACからの返答』
しかしその理由がふざけている。
「(個人レベルでの)動画にBGMとしてつける場合の取り扱い形態が定まっていないため、許可できない」

これまでも、ネットラジオで曲をかける場合の取り扱い形態とか、あれこれ決まっていないことを理由に却下されて来た事は多い。
しかし、個人レベルでのWEBでの曲の取り扱いとかは既に決まっているのだ。当然、動画に使いたいなどの要望が出てくることは予想出来たはずなのに、WEBでの取り扱いだけを決めた、と言うわけか。なんともはや、はや。
自分たちの権利や、著作権料の徴収にはとやかくうるさく主張するくせに、当事者(使用者と著作権者)では了解済みのことさえ、自分たちの仕事の遅さを棚に上げて阻止するとは、なんと言う驕った組織なのだろう(-_-;)

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投稿者 shoda T. : 21:57 | コメント (3) | トラックバック

2006年07月13日

今・・・(日常非日常)

電車んなかです。
隣に座ってる若い男の子二人・・・
なんか持ってると思ったら・・・


ごらぁあぁぁぁ・・・電車ん中でたこ焼きなんか喰うな!!!!(T_T)


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投稿者 shoda T. : 23:46 | コメント (0) | トラックバック

MS(ニュースの視点)

マイクロソフトの会計年度は7月?6月と言うことで、今月から新年度に入っている。
それもあってか、ここのところ、あれこれとスケジュールに関するニュースが多い。
まず・・・とうとう正式発表となってしまったが、Windows9x系のサポートを終了すると云うニュース。
あれこれ取り沙汰する向きもあるようだが、もう何年も前から止める止めると言っては、引き伸ばされて来たことだから、ある面で仕方ないとも言える。
特に日本では「新陳代謝」もはやく、Win9x系のOSは少数派となっているので影響は少ないだろう。ただ、世界全体で見ればまだまだユーザは多いわけで、だからこそ、ここまで引き伸ばされてきたと言える。
実際の影響については、すでに十分枯れているとも言えるわけで、さほど問題となることはないだろう。万が一、新たなセキュリティホールなり脆弱性なりが発見され、これを突くマルウェア(ウィルス等)が現れた場合は、それなりの対応はなされるだろう(MSが直接やるかどうかは別として)。

一方、何度も引き伸ばされて来た次期バージョンのWindows・・・Vista についてはまだはっきりしない。引き伸ばされたというより、仕様そのものが依然として流動的なのだろう。
実際、Vista の目玉と目された機能のいくつかがパスされることも決定している。まぁ、需要と供給の問題以前に、独禁法絡みとかMSを取り巻く環境が一段と厳しさを増していることも無関係ではあるまい。

ビル・ゲイツが南アの技術カンファレンスで「80%の確率で予定通り1月に広範なリリースの準備が整う」と語ったと言うが、これまでのゲイツ節からは一歩も二歩も後退してるような感じを受ける・・・
先の引退発表の以前から、すでにチーフアーキテクトと言う名前は有名無実で、技術的にはもちろん、スケジュール的にもほとんど関与していないせいだろうか?

一方、今やOSの中核的存在になりつつあるWEBブラウザだが、MSIEの次期バージョン7の日本語版β3が公開された。

IE7は外観が変更になっている他、流行のタブ機能を取り入れたりしている以外は、IE6からさして変わってないような感じだが、意外に内部の変更は大きそうだ。
特にタグ解釈の厳密性が増しており、もしかすると Windows9xとNT系ほどの違いがあるかもしれない。とすれば、これまで問題なく表示されていたページでも、あれこれ不具合が出る可能性もあり、要注意だ。
実際、「統合アーカイバ」のホームページも若干問題があった(-_-;)
#現在は修正済み。たぶん、もう問題ないと思いますが・・・もし何かあれば連絡ください m(_ _)m

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投稿者 shoda T. : 22:51 | コメント (0) | トラックバック

キヨシロー(音楽)

すでにニュースが駆け巡っているが、忌野清志郎が喉頭癌で入院することになり、今夏の各地のライブ出演はすべてキャンセル。
早期発見、早期治療なら命に別状はないだろうが、職業が職業だけに、現役復帰はかなりの時間を要するだろう(-_-;)
これがギターとかドラムスとかだったらまだ・・・

ま、それはともかく、キヨシローと言えばさなえちゃん、じゃないや(笑)、ぼくの好きな先生と言うか、キミかわいいね、でもそれだけだね、の頃からだから長い付き合い(こっちから一方的だけど^^)になる。
もっともあの頃はフォークフォークしてた。
その後、さなえちゃん(古井戸)と合体して新生RCサクセッションになるわけだが・・・私はあの頃が一番好きだった。それ以前はもちろん、それ以後も、世間一般の評価はともかく、なんとなくロック性がそこはかとなく希薄な気がして、あまり聴いてない。

う?ん、それにしても同年代としては複雑な心境だ(苦笑
キヨシローは、PANTA (団塊の下端?)より年下で、カルメン・マキや鈴木慶一と同い年。団塊ジュニア世代である(最近は団塊世代の子供たちをジュニアと呼ぶが、そういう意味ではなくて・・・)。
この夏、慶一君とは FUJI ROCKRISING SUNそしてMONSTER baSH と三箇所もかぶってるので、どうなってんだ(笑)と思ってたが、残念!
まぁ、どっちみちどこも行けないんだけどねσ(^_^;)
#なお、慶一君は FUJI ROCK は THE SUZUKI、他はムーンライダーズとしての出演。

キヨシローはこの種のイベントには出まくりだが、ムーンライダーズ関係はほとんど出演がないだけにねぇ。特に MONSTER baSH は若手中心なだけに、キヨシローが抜けるとムーンライダーズ浮きすぎ(爆笑

しかし喉頭ガンって・・・ある意味、職業病なんだろうかねぇ(-_-;)
そう言えば慶一君のお父さん(俳優の鈴木昭生)も春に喉の手術をしたばかりだが、もう発声練習を始めてるという。日ごろから訓練してる人は回復も速いのだろうか?
そうであればいいが・・・

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投稿者 shoda T. : 21:44 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月06日

1冊1600万円のパスポート(ニュースの視点)

4日、財務省は国の予算が適正に使われたかどうかを検証する予算執行調査の結果を発表したが、この中で特に目立ったのが、パスポートのインターネットを介した申請制度。
ネット申請制度は2003年度から導入され、現在12県が採用していると言うが、なんとこの3月までにこの制度を利用して発行されたパスポートは133件・・・(絶句)
12県での運営コストは年平均約8億6200万円で、一冊あたりの発行コストは1600万円になると言う(計算式が不明だが)。
財務省は「外務省は膨大なコストをかけてPRしているが効果がない」として、同制度の廃止を含む見直しを求めた。

・・・言葉もありません。12県と言うことなので、京都・大阪では採用してないのでしょうね。それもあるのでしょう、「膨大なコストをかけてPRしている」と言うけれど、今の今まで聞いたこともなかったσ(^_^;)
それにしても、たかがネットを通じて申請を受け付けるだけのために、なんで年に8億もの予算が必要なんでしょう?
怪しすぎますね。きっとこのためだけに大型コンピュータをレンタルしてたり、いくつも外郭団体とかなんとかを通して運営費が還流して発振を起こしたりしているんでしょ :-(
パスポートの申請取りやめますので(って、もともと予定はないけど:w)1600万円還元してください(笑

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投稿者 shoda T. : 21:25 | コメント (3) | トラックバック

ネット時代の記事訂正のあり方(ことばの杜から)

と、まあ、大げさなタイトルだが(笑)、まずはマクロソフトジャパンの元社長・古川氏のブログを見てほしい。この記事・・・まさか訂正されるとか削除されるとかってことはないだろうけど(アーカイブしといた方がいい??)。
→ 古川 享 ブログ:2006/7/5 「日経BP ITPro殿に、苦言

その上で、この記事→「ビル・ゲイツ氏引退の舞台裏:ITpro

さて、古川氏の苦言が功を奏したのか、記事はすでに訂正されている。なかなか手早い、と言うか・・・古川氏だからだろうか。
そう言えば、ずっと昔、日経パソコンの記事について苦言のメール(郵政省メールだっけ?)を出したが、なしのつぶてだった。私だったらその程度の扱いしか受けない・・・(T_T)

だから、と言うわけではないが、何がどう書き直されたのか、検証してみたい。
但し、日経BP社の名誉のためには、何をどう訂正したのかは記事最後の【修正履歴】に明記されていることを指摘しておかなければフェアじゃないだろう(^^ゞ

現在の記事の冒頭はこのようになっている。この部分は編集部で作成した要約で、最も問題となる部分だ。

ビル・ゲイツ氏引退の舞台裏
マイクロソフト日本法人元社長、古川享氏に聞く

 米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が、2年後に経営の第一線を退くと発表した。マイクロソフト日本法人の社長、会長を務め、ゲイツ氏とは20年以上の親交がある古川享氏は、その理由は「個人の時間を何のために使うかの優先順位の問題」だと語る。ただその背景には、スティーブ・バルマーCEOへ権限委譲が急速に進んだことで、ここ数年はゲイツ会長自身、マイクロソフトの将来の方向性を打ち出す立場にありながら、「開発リソースの配分や製品出荷の順番を決めるといった経営に直接関わるところまでは口出しできなくなってきた」こと、レイ・オジーをはじめとする後継者が育ってきたことなど、複雑な事情が絡んでいると打ち明ける。

ネットと言うものは便利なのか不便なのかわからないが、一度公開したものは、簡単には取り消せないものだ。今回のように素早い対応であっても、どこかの検索エンジンのキャッシュには残っているものだ。
今回は Google や Yahoo はタイミングが合わなかったようで、記事そのものをまだ拾ってはいなかった。唯一、msn がキャッシュしていただけだが、これはもしかすると偶然でもなんでもなくて、古川氏のブログが msn であることと関係してるのかもしれない。

msn のキャッシュに残っていた元の記事はこうなっている。

「ビル・ゲイツはネット時代のアーキテクトにはなれなかった」
マイクロソフト日本法人元社長、古川享氏に聞く

 「ビル・ゲイツは、インターネットが牽引する新しい時代のアーキテクトにはなれなかった」。マイクロソフト日本法人の社長、会長を務めた古川享氏は、20年以上の親交がある米マイクロソフトのゲイツ会長が「2年後に経営の第一線を退く」と発表したことに関して、こんな見方を披露する。

 その背景には、後継者としてCSA(チーフ・ソフトウエア・アーキテクト)に就いたレイ・オジー氏の存在、スティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)への権限委譲を急速に進めたこと、組織自体が“恐竜”となっていることなどが関係していると、同氏は指摘する。

微妙な部分では、タイトルから「」が外されていたり、と言うのもあるが、そもそもの論旨が全く違って来ているのがわかると思う。

これ以降の記事は、実際のインタビュー内容がほとんどなので、ほぼ元のままと見ていい。
ただ、【修正履歴】にもあるように、途中に入っている副題が

訂正版:「将来にかかわる方向性を打ち出にくくなっていた」
元記事:「基調講演はここ3年、つまらなくなっていた」

と違っていたり、古川氏がブログで指摘していた削除されていた部分が復活したりしている。復活しているのは次の下線部分だ。

実際、ここ3年ぐらい、ビルがいろいろなところで話す基調講演はつまらなくなってきている。ピークは「Information at your fingertips」(1990年に発表)のころだろう。その後でも、 .NETとか、ともかくキーワード先行でも「未来はこうだ。こんな新しい世界が来る」と発言していたのに、最近はそれが全くなくなっている。ただ彼には、いろんな人間の意見を聞いた時に「この技術には脈がありそうだな」と見抜く力や、たとえその技術やビジネスの中に自分には理解できない部分があったとしても、いいものを持っている人間を直感的に見抜いて、「君に任せる」と全権を依頼して発奮させる力はもの凄い。そして、それを継続して追いかける力が凄い。

古川氏は「2時間に渡り語った」と書いているので、他にも削除された発言が多々あるというわけだ。
古川亨ブログのコメントで水野さんが指摘しているように、ネットに字数制限などないのだから、出来ればインタビュー全文を載せたらいいのに、と思わなくもない。
ただまぁ、この記事自体が「日経コンピュータ」の管轄のようなので、もしかするとこのまま雑誌にも載せるつもりで、ここまで要約したのかもしれない。

今回の日経BPの対応は、まずまず合格点だろうか。ま、その前に最初の記事が・・・と言う点は置いといて、の話だが :-)
実際にはこの記事のように、きちんと「修正履歴」を残して修正されるケースは少ない。知らない間に訂正されていて、しかも訂正などしてませんよ、と知らんぷりするケースも多い。
記事ではないが、通販で違った商品を載せていたのを、こっそり訂正して知らんプリしてたケースも知っている。Google のキャッシュを示してやると慌てて謝罪してきたが・・・

検索エンジンや Wayback Machine などが登場して以来、一旦公開したものは、たとえすぐに引っ込めたとしても、後々までネットのどこかに残って亡霊のように追いかけてくるものだ、と言うことは肝に銘じておいた方がいい。
訂正するにしても、今回の「修正履歴」のような記録を残すなり、それなりの手順は踏むべきだろう。

注:あ、私のブログはITPro とか古川亨ブログみたいに権威あるわけじゃないので、適宜こっそり訂正やり放題です(爆笑

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投稿者 shoda T. : 02:16 | コメント (1) | トラックバック

2006年07月04日

自主制作映画?(日常非日常)

YouTube の成功以来、次々と登場するビデオアップロードサイトだが、ひろ2号さんちのブログに貼ってあるクロちゃん(猫)動画が見れないので ask.jp のサイトまで見に行って、ついでにちらほらウォッチング(^^ゞ
ここは YouTube ほど過激じゃないみたい。やっぱりβだし、国内の大手サイトなのでみんな慎重になってんのかな?
自主制作物が多いみたい。
いや、そんな暇ないので二つ見ただけですよ(汗

しっかし、これ↓凄すぎ。誰がどうやって作ってんだろ??
たぶん牛はCGだと思うけど、それでもプロ級の腕前なのは確か。どこかのプロがデモ用にでも作ったのか。

牛マトリックス

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投稿者 shoda T. : 13:14 | コメント (1) | トラックバック

2006年07月03日

ブレークダウン(日常非日常)

ブレイクダウンって言うと、知る人ぞ知る(知らん人はなんだって知らんのは当然なんやけど:w)伝説のブルーズバンドだけど、今朝はいきなりのブレークダウン・・・ブレーカーが飛んだ。
いや、エアコンなんてつけてませんから(涙
っつーか、そもそもつけたところでエアコンは別系統だから関係ないか。

なんせオイルショックの頃のビルだからねぇ。←わかる人にしかわからんじょーくやw
配線もそんなに余裕あるわけじゃないし・・・とは言え、たかがPCの2台や3台・・・ってことないな、4台や5台・・・う?む、そっか、いきなりのプリンターチェック依頼で my old jajauma-AX の電源も入れたのが敗因か。その前に湯沸しに水入れたし(-_-;)

影響なかったのはメインのノートPCのみ(笑
こういう時はやっぱり頼もしいねぇ、ノート君は(違

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投稿者 shoda T. : 11:12 | コメント (3) | トラックバック

2006年07月02日

耐震強度偽装事件も終結・・・大山鳴動・・・(ニュースの視点)

22日、警視庁などの合同捜査本部は国会の証人喚問でウソの証言をしたとして、元1級建築士・姉歯秀次被告を議院証言法違反(偽証)の疑いで再逮捕した。
姉歯被告はすでに建築士法違反罪などで起訴されている。
また、28日には、東京地検が姉歯被告を議院証言法違反(偽証)、建築基準法違反、建築士法違反幇助(ほうじょ)の三つの罪で追起訴した。
同時に、建築デザイナーの秋葉三喜雄被告についても、姉歯容疑者に建築士としての名義貸しを依頼したなどとして、建築士法違反の罪で追起訴した。
総合経営研究所の内河健所長については、28日に合同捜査本部が任意で事情聴取したが、姉歯による偽装を知ったのは監修後だったことなどから、事件に関与したとの証拠は得られず、立件は見送ることになった。
これで一連の耐震強度偽装事件の捜査は終結し、捜査本部は6月末で解散した。

一連の捜査では計9人が逮捕され、姉歯、秋葉被告の他に木村建設元社長・木村盛好被告、ヒューザー社長・小嶋進被告、イーホームズ社長・藤田東吾被告ら6人が起訴された。
しかしけっきょく偽装は姉歯被告一人の犯罪とされ、「たまたま」建設会社やコンサルタントの『経済設計』思想が利害の一致する姉歯被告の格安の構造計算を利用したことで被害が拡大したのが事件の本質であると結論付けざるを得なかったというのが捜査側の言い分。
木村建設にしても建設業法違反による立件だし、イーホームズに至っては架空増資事件と、検査責任はあいまいにされたまま。

しかし、一連の事件ではイーホームズなど複数の民間の指定確認検査機関だけでなく、計28の自治体が偽装を見逃していた。
たとえば建築確認をした東京都中央区などの担当者は、「施工業者が強度を再計算し、『問題なし』との結論を得た」などと国土交通省に報告していたにも関わらず、その後、実際には再計算が行われていなかったことが暴露している。それでも責任も取らなければ「偽証」にすらならないとは・・・

それでも多少の前進はある。
先月成立した建築基準法など関連四法の改正案では、偽装の有無を審査する判定機関の新設が決まったし、一級建築士の資格試験の強化案などが練られていると言うが・・・なんとなく、建築士だけを悪者に仕立てておしまい、みたいで歯切れが悪い。
今回の事件でも、民間の指定確認検査機関も自治体も一切のお咎めなし。
判定機関の新設でどれくらい実効が得られるか疑問視する向きもある。

そういえば、この事件終結と期を一にしたかのように、福井バッシングもなりを潜めた。思えばホリエモンの摘発は耐震強度偽装事件の摘発・国会喚問などが佳境に入ったころあいを見計らうように始まり、ライブドアから村上ファンド、さらに福井日銀総裁バッシング・・・と言うのは穿ち過ぎ??(-_-;)

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投稿者 shoda T. : 10:53 | コメント (0) | トラックバック